アメ車のイメージといえば、いかつい“ガタイ”や荒々しいエンジン音、燃費不良、大気汚染(税金高い)が真っ先に思い浮かぶ。だからつい「乗らずギライ」になる。でも、最近のアメ車はどうやら少々イメージが異なるようで……。
「ジープ」の“ラングラー”
アメ車の代表格といえば“ラングラー(価格未定)”。その最新はこれまでのイメージを刷新。11年ぶりのフルモデルチェンジとなるこちらは、アルミパネルの採用とシャシー改良によって約200kgのダイエットに成功。悪路走破性と街乗りの快適性を両立させている。
「シボレー」の“カマロ LT RS”
6代目“カマロ”はボディサイズをスリム化。2ℓ直4ターボで、カマロ史上最高燃費の12.8㎞ / ℓを達成している。
どちらも足回りならぬ腹回りが気になる僕らを焦らせる仕上がり。スマートボディに転じたアメ車たち。往年を知るおっさんには隔世の感があるね。
鈴木泰之=写真 鈴木淳子=スタイリング