いよいよ新生「アルファ ロメオ」が本格始動する。こちらの2台はその象徴ともいえるだろう。同社の本懐がヒシヒシと感じられるラグジュアリーサルーン=“GIULIA”、そして、新たな挑戦のアイコンとして期待を集めるSUV=“STELVIO”に注目である。
「アルファ ロメオ」の“ジュリア”
好事家たちに愛された往年の名車が40年ぶりに復活した。その名もイタリアの令嬢、“ジュリア”である。
4ドアセダンの新型は「BMW 3シリーズ」や「メルセデス Cクラス」といった最多販売車をライバルに、446万〜1132万円という戦略的な価格設定。心臓部は2ℓ4気筒と、2.9ℓ V6。いずれも過給機と8速ATとの組み合わせだ。色気のあるルックスと盾型グリル、吹け上がりのいい官能的エンジンの復活。これこそがアルファの本懐と呼べるのだ。
「アルファ ロメオ」の“ステルヴィオ”
40年振りに復活した注目作をよそに、早くも同社から次なる挑戦が発表された。それがブランド初のSUV“ステルヴィオ”である。こちらは、来年にも発売を予定しているという。
「アルファ ロメオ」の本気がうかがえる2台。“ステルヴィオ”はただただそのリリースを待つしかないのだが、本懐と挑戦、どちらもあっぱれだ。しかし、僕ら世代としてはやはりSUVが気になるかな〜…。