ベージュやカーキにオリーブグリーン……ミリタリーをイメージさせる武骨な色だが、見ようによってはオッサンが好む色だ。どうしても秋や冬といった寒さや、ともすればくすんだ印象になってしまうって? いやいや、色みや素材感がマイルドな印象のものを選ぶと清涼なイメージが作れる。というわけで、参考にしてみたいコーディネート&アイテムをピックアップしてみた。
インナーの色柄効果で、マイルドに見せたセットアップネイビーのセットアップに、アースカラーのTシャツをオン。ベージュからカーキまで9つのトーンで構成したブロックチェック柄だ。インナーに白を合わせるよりもコントラストが和らぐため、優しい印象となる。
カーキ×オリーブ、アースカラーコンビの着こなし術アースカラー同士の組み合わせは、カーキでオリーブをサンドすることで統一感が生まれる。ストレッチの効いたナイロン製の「パリセード ショートパンツ」は速乾性が高く、夏場でも快適なはき心地だ。ナイロン素材であることも軽快さの演出に◎。
意外とカンタン!オリーブグリーンのワントーンスタイル微妙にトーンの違うオリーブグリーンの上下。とりわけボトムスは、軍モノのファティーグパンツをモチーフに、シルエットでアップデートされたアイテム。太すぎないストレートのハンパ丈がはきやすい。そこに深みのあるグリーンをベルトで挿すことで、コーディネイトはグッと引き締まるのだ。
「ジャーナル スタンダード トライセクト-2」のカットソー表面がコットン天竺素材、裏面がシャツ地になったダブルフェイスのリバーシブル仕立て。絶妙なコヨーテカラーも魅力的。
「ロットワイラー」のニットキャップ
太めのリブとユルめのゲージがリラックスした雰囲気のニットキャップ。ウォッシュ加工が施されていて、最初からこなれた風合いが楽しめる。
「エディションズエムアール」のシャツ若草色のノーブルなシャツは、イタリア製のコットンを使い、ポルトガルで生産したもの。ステッチの出ない袋縫いの襟も都会的。
アースカラーなら、ワードローブに何枚か眠っている……なんて人もいるのでは? 落ち着いた色は夏に合わない……なんて遠慮せずに、夏を迎えようとする今こそ、積極的に挑戦してほしい!