一般に色話と言えば男女の話を指すが、今回は”乗り物”選びにおけるイロバナシ。色をテーマにした特別なクルマと自転車を紹介したい。
まずは特別なクルマから。
①は「ダイアモンドブラッククリスタル」、②は「ブルー マルセイユ M」という、通常は選べない限定色を設定しているのだ。走りや燃費や安全性で選ぶのもいい。でも「色でクルマを選ぶ」って、原初的でピュアな欲求だと思わない?
①「ジープ」のグランドチェロキー
内装まで真っ黒なのは、上位グレードのエアサスやバックカメラなどを装備した、200台限定の”グランドチェロキー アルティテュード”(513万円)。
②「ルノー」のカングー クルール
海男のイメージにぴったりの真っ青な外装が目を引く、限定100台の”カングー クルール”(247万円〜)だ。
続いては名作が蘇ったコチラ。
BMXのルーツである米シュウィン社のクルーザー「スティングレイ」。1963年に登場し、アメリカで大流行したこの自転車は、当時のサーファーたちもこよなく愛したモデル。そしていつしか「ビーチクルーザー」と呼ばれるようになったのだ。で、その名作が復刻。’60〜’70年代当時の人気色だったレッドとイエローの2色を用意した。
③「シュウィン」の自転車
ハイライズのハンドルバー、バナナシートにスプリンガーフォーク、そしてレーシングスリックタイヤなど、往年のディテールをきめ細かく再現。出色の出来栄えとの噂だ。ヴィンテージを探している方もいると思うが、この出来ならこちらで十分満足できるはず。