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2017.04.11

ワゴンといえばボルボ。その魅力と主力4モデルを解説

家族や仲間と幸せな時間を過ごすために、北欧文化が生んだボルボのワゴン。

ボルボといえばステーションワゴン。なぜかって? それはつまり、イタリアで食べるパスタ、日本で食べる寿司がうまいようなもん。要はワゴン造りがうまいのだ。
いつの時代もボルボのワゴンが人を惹きつける理由、それは1950年代から提案されてきた「遊びに使える」というキーワードにある。ボルボが生まれたスウェーデンでは年に約4週間、長期休暇を取る制度があり、家族や仲間と別荘やキャンプに出かける習慣があった。そんなときに求められたのが、荷室が広くて何より安全なクルマ。

だからボルボはどのメーカーよりも先駆けて、レジャーで使用することを目的としたワゴンを生み出した。ボルボこそがワゴンのパイオニアであり、市場を牽引してきたのだ。スタイル、質感、走りのバランスの良さじゃ今でもダントツ。それが今日の人気にもつながっているのだ。
240、850、940/960シリーズなど数々の名モデルがその系譜をつなぎ、現在のワゴンのラインナップは60 / 90シリーズに。ここで、そのラインナップを紹介しよう。
 

ボルボ V90
「安全」「快適」なフラッグシップワゴン


プラットフォームや安全装備など、すべてを新世代に進化させたエステート(ワゴン)のV90。15種類以上の安全・運転支援技術「インテリセーフ」は全車標準装備。最大の魅力である安全性はさらに高まり、夜間検知機能は歩行者、サイクリストに加え、大型動物も検知可能に。また世界初の右折時の対向車検知機能も備えている。もちろん、従来からの衝突回避・軽減ブレーキや駐停車支援といった安全/運転アシスト機能も多数標準で装備されるなど、ボルボの「最新技術」がギッシリと詰め込まれている。664万円~。
 

ボルボ V90 クロスカントリー
よりアクティブ志向にはもう1台のV90を


V90、S90と同時に発表されたクロスカントリーモデル。V90よりも全幅が30㎜ほど広く、全高は1545㎜と70㎜ほど高くなり、最低地上高も55㎜高くなる。エステートの多用途性に走破性も加わった。694万円~
 

ボルボ V60
ボルボらしさを凝縮した主力モデル


2011年から発売されている60シリーズのエステート。現在は上位モデルと同じ最新の安全装備・運転支援機能「インテリセーフ・テン」を標準で備えるなど、中核モデルらしい充実した性能を誇る。454万4000円~
 

ボルボ V60クロスカントリー
V60ベースのオールラウンダー


V60ベースのクロスカントリーモデル。サイズは全幅が20㎜、全高は60㎜拡大し、最低地上高は65㎜高くなる。エンジンはV60同様、ガソリンとディーゼルの2種類がラインナップされている。499万円~
 
ボルボのワゴンは、仕事と遊びのデュアルライフを支えるパートナー。半世紀以上も前から人々のライフスタイルを考えてクルマ造りをしてきた。仕事に遊びに忙しいOC世代にこそ乗ってほしいのが、ボルボなのである。


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