旅先に持っていく服は意外と難しい。コーディネイトまで考えると、荷物は増えるし、正直面倒くさい。そこで“種カジ”でおなじみ種市暁さんからの、こんな提案。ぜんぶ黒にして、コーデ不要の楽チン旅スタイルのできあがりだ。
「種カジのタネあかし」を最初から読む注目はパンツとセットアップの、テアトラのコート。東京発のファンクション・ミーツ・ファッションブランドの一着だ。シワになってもいい素材で、寒暖差のある旅先で脱いでもクシャッと丸めておける。パンツはシルエットがキレイなうえに、ポケットが大きくて旅にピッタリ。
種市さんの旅の伴侶は、ひと目惚れした“黒い”「エアマックス LD ゼロ」。歩き回る旅には「360°エアソール」のクッションがありがたい。しかも珍しい「エア部分まで黒」。
OC世代になると足もむくみがち。そこで機内では着圧式の「ソックスC3フィット」。かかとが開いていて、一瞬素足に見えるのもポイント。
たまたまポケットに入っていた葉巻。くゆらさずとも、ほんのり香る。
今回のスタイルではインナーのTシャツも黒だが、種市さんは白Tシャツも旅に持って行ったとのこと。要はモノトーンでまとめればいいのだ。旅ではリラックスしたいけど、格好良くもありたい。肩の力を抜いて、絶妙な落としどころを見つけていこう。
山本 大=写真
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