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2021.03.12

時計

オメガの最新「スピードマスター」の進化を3つのポイントで解説!

“ムーンウォッチ”の呼び名で世界中で愛され続けているオメガのアイコニック なモデル「スピードマスター」。
数々の名作を生み出してきたスピードマスター。
2021年1月、待望の新作「スピードマスター ムーンウォッチ マスター クロノメーター」が発売された。
3つのポイントから、最新ムーンウォッチの全貌を解き明かそう。
 

Point①
ヘリテージと最新テクノロジーの融合

スピードマスターが叶えた1969年の「月面着陸」という前人未到の偉業。大いなる野望が実現に至ったのは、1957年登場の初代から数えて4代目の時代であった。
「スピードマスター ムーンウォッチ マスター クロノメーター」SSケース、42mm径、手巻き。64万円/オメガ 03-5952-4400
「スピードマスター ムーンウォッチ マスター クロノメーター」が持つ、アイコニックな左右非対称のケース、ステップダイアル、「ダブルベベル」と呼ばれる特殊なケースバック、アルミニウム製ベゼルリングなどは4代目から着想を得たデザインであり、そこに現代的な改良を加えているのが、このモデルの見所である。
文字盤やベゼルの仕様はムーンウォッチの伝統にならったもの。特にベセルのタキメーターの再現性は素晴らしい。
もうひとつ、外装で力を入れたのが、1列が5つのアーチ形リンクによって構成されるブラッシュ仕上げの新しいブレスレットだ。
コマの形状を変え、テーパードをつけたことでフィット感を格段に向上させている。
ブラッシュ仕上げのシームレスなブレスレット。往年のムーンウォッチのスタイルを彷彿とさせる、オメガのロゴを用いた新しいクラスプを使用。
新旧のアイコニックなデザインの邂逅によって、「スピードマスター」はネクストステージへと着実に歩みを進めている。


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