2021.05.30
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ハミルトンの新作“パンダ”クロノグラフは、レトロと最新のバランスが絶妙だ

ミリタリーウォッチをルーツに、手巻き式ムーブメントを備えた「カーキ フィールド メカ」や、同じく手巻き式で1970年代に英国王立空軍のために製造された「W10」を復刻した「カーキ パイロット パイオニア メカ」が根強い人気を博すハミルトン。

そして今年、満を持して手巻き式クロノグラフ専用ムーブメントを搭載した「イントラマティック クロノグラフ H」が発売された。

その実力を検証してみよう。

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往年の傑作デザインに、最新の傑作ムーブメントを

イントラマティック クロノグラフ Hは“ハイブリッド”という言葉がよく似合う。

二つ目のサブダイヤル、ヴィンテージロゴを採用など見るからにレトロな趣を感じさせる佇まいは、1968年に発売されたハミルトン史上初の手巻き式クロノグラフ「クロノグラフ A」「クロノグラフ B」からインスピレーションを受けている。

時計好きの間で“パンダダイヤル”と呼ばれる人気の配色は「クロノグラフ B」から踏襲したもの。

ダイヤルカラーはブラックとホワイト、ブラックのカーフストラップ、ステンレススチールのブレスレットの組み合わせによる4つのモデルが店頭に並んでいる。

「イントラマティック クロノグラフ H」SSケース、40mm径、手巻き。26万5100円/ハミルトン(スウォッチ グループ ジャパン 03-6254-7371)

 

「イントラマティック クロノグラフ H」SSケース、40mm径、手巻き。27万6100円/ハミルトン(スウォッチ グループ ジャパン 03-6254-7371)

ディテールの再現と同様にこだわったのが、最新の手巻き式クロノグラフ専用ムーブメントの採用にある。

往年の傑作クロノグラフが携えていた薄手のケースデザインに近づけるためには、ローターの厚さを省ける手巻き式ムーブメントの搭載が必須となる。そして日常使いにも耐えられる約60時間のパワーリザーブを備えている点も見逃せない。

「イントラマティック クロノグラフ H」SSケース、40mm径、手巻き。26万5100円/ハミルトン(スウォッチ グループ ジャパン 03-6254-7371)

 

「イントラマティック クロノグラフ H」SSケース、40mm径、手巻き。27万6100円/ハミルトン(スウォッチ グループ ジャパン 03-6254-7371)

またオリジナルが36mm径であったことに対して、このモデルは40mm径までサイズアップを図ったことで現代的なバランスに整えている。

もちろん機能面の向上も抜かりない。

ボックス型の風防はサファイアクリスタルに変更、ヴィンテージウォッチで見かけられるラジウムの塗料を彷彿させるベージュのスーパールミノバを使用しているのもニクイ演出だ。100mの防水性能を備えていることも頼もしい。

レトロな顔立ちの「イントラマティック クロノグラフ H」。スーツはもちろん、カジュアルスタイルとの親和性もバッチリだ。

レトロな見た目に最新の手巻き式ムーブメントが搭載された「イントラマティック クロノグラフ H」はさながら、レトロと最新の“ハイブリッド”。車は旧車派の諸兄も、こんなハイブリッドなら諸手を上げて称賛したいはずだ。

 

[問い合わせ]
ハミルトン / スウォッチ グループ ジャパン
03-6254-7371

戸叶庸之=文

# ハミルトン# クロノグラフ# パンダ# 手巻き式
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