ハイジュエラーである「カルティエ」と「ブルガリ」。そしてファッションブランドである「シャネル」と筆記具ブランドの「モンブラン」。
非専業ブランドである4社が手掛ける腕時計には、それぞれの分野で培われたセンスが随所に宿る。
伝統を継承し蘇った角形の傑作
CARTIER
カルティエ/タンク マスト
1917年に戦車をモチーフとして誕生した「タンク」ウォッチをベースに、その魅力を幅広く訴求するべく再解釈を加え、’70〜’80年代のカルチャーシーンのアイコンともなった「マスト ドゥ カルティエ」。
この名作をオマージュしつつ、現代の技術でアップデートをさせたのがこの「タンク マスト」だ。
丸みを帯びた角形ケースの縦枠、レイルウェイとローマンインデックスを採用したダイヤル、リュウズのカボションセッティングなど、「タンク」のデザインコードを刻む。
メモリアルなヒット作の刺激的なカムバック
BVLGARI
ブルガリ/ブルガリ アルミニウム ウォッチ
1998年にデビューした「ブルガリ アルミニウム」は、社会現象と言っていいほどの人気を博した。アルミニウムケースにブラックラバーのベゼルとブレスレットを備え、ひと目でそれとわかるあのタイムピースが、20年以上の時を経て蘇った。
耐久性を向上させた独自のアルミニウム素材を採用し、その特有の質感に加えて、モノトーンを基調にしたクールなデザインはまさにオリジナルを想起させる。
往時を知らない世代には新鮮な、知っている世代には懐かしくも刺激的なニュアンスを楽しみたい。
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