2020.03.24
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時計史に残る傑作・パルサーが待望の復刻! マニアも納得の仕上がりで

“時計界の散財王”ことエディターの安藤夏樹さんが、前回のカジュアルウォッチに関するインタビューで言っていた、

「カジュアルウォッチの傑作は1970年〜’80年代に生まれています」というひと言。

「ハミルトンPSR」ステンレススチール、W40.8×H34.7mm、デジタルクオーツ 9万円/ハミルトン(ハミルトン/スウォッチ グループ ジャパン 03-6254-7371)

それを裏付ける歴史的名作が、2020年5月に復刻される。1970年にハミルトンより発表された世界初のLED式デジタルウォッチ「ハミルトン パルサー」だ。

 

デジタルウォッチは、パルサーから始まった

時計史に革命を起こした世界初のLED 式デジタルウォッチ「ハミルトン パルサー」。誕生から50 周年を迎えた2020 年、「ハミルトン PSR」として現代に蘇る。

1970年に発表されたハミルトンパルサーの、左が初期型のP1。右が1973年に登場したP2。洗練されたデザインは、今なお新鮮。

パルサーの名前は、1967年に世界で初めて発見された天体、短い周期でパルス状の電波を放射する中性子星(「パルサー」と呼ばれる)から付けられた。それまで当たり前だった可動部品も時刻を刻む音もなく、革新的な耐久性と精度を備えたパルサーは、まさにSFの世界が現実になったかのようなインパクトを与えた。

発売当時の愛用者には、キース・リチャーズ、エルトン・ジョン、ジョー・フレージャー、ジョヴァンニ・アニェッリ、そして第38代アメリカ合衆国大統領ジェラルド・フォードなどのビッグネームも名を連ねる。最先端テクノロジーと、それまでにない大胆なデザインで衝撃を与えたこのパルサーは、ブランド自身が「時計コレクターのみならず、さまざまな業界から復刻を望む声が多く頂いていた」と言う。

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外見は忠実再現、でも中身は超絶進化

今年5月に発売される新しい「ハミルトン PSR」は、ステンレススチールモデルと1970 本限定のイエローゴールドPVDモデルの2種類。

[左]「ハミルトンPSR」ステンレススチール、W40.8×H34.7mm、デジタルクオーツ、9万円、[右]「ハミルトンPSR 世界1970本限定」ステンレススチール(イエローゴールドPVD)、W40.8×H34.7mm、デジタルクオーツ、12万円/ともにハミルトン(ハミルトン/スウォッチ グループ ジャパン 03-6254-7371)

デザインは1973年発売の「ハミルトン パルサー P2」をベースにし、幅広のクッション型ケースを再現している。

サイズも当時と同じW40.8×H34.7mm を採用。風防はルビーからサファイアクリスタルにアップデートし、オリジナルモデルと同じ立体的なフォルムに’70年代のレトロフューチャーな雰囲気が漂う。

一方、時刻表示は液晶ディスプレイと有機 ELテクノロジーを組み合わせたハイブリッドディスプレイを新たに搭載し、大きな進化を遂げた。

液晶ディスプレイにより常時点灯も可能となり、有機ELを組み合わせることでケース右横のボタン操作で時刻表示を発光させることも可能に。また、バックライトのないディスプレイにより、エネルギー消費量を抑えることに成功した。

日本では2020年5月初旬より都内のハミルトン直営店舗とビームスにて先行予約受付を開始、6月から全国のハミルトン正規販売店にて販売が開始される。

 

50年前、最新の技術を取り入れ、デジタルウォッチという新たなジャンルを開拓したハミルトンのパルサー。その50年越しの復刻モデルは、安藤さんの言う「夢があって、楽しい気持ちにさせてくれる。それが大人に似合うカジュアルウォッチ」という条件に、ぴったり当てはまるのではないか。

[問い合わせ]
ハミルトン/スウォッチ グループ ジャパン
03-6254-7371
www.hamiltonwatch.jp

# PSR# デジタルウォッチ# ハミルトン# パルサー
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