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2019.12.06

時計

業界騒然、大人垂涎、完全無欠のアクティブウォッチが「A.ランゲ&ゾーネ」から登場!

業界騒然! それは当然! 初の素材使いに名門挑戦! とテンションも高まるが、それもそのはず、時計界でも最高峰メーカーのひとつ、A.ランゲ&ゾーネが、ステンレススチールを纏ったスポーティウォッチ「オデュッセウス」をローンチさせた。
A.ランゲ&ゾーネが、ステンレススチールを纏ったスポーティウォッチ「オデュッセウス」をローンチさせた。
「ランゲ1」「サクソニア」「1815」「リヒャルト・ランゲ」「ツァイトヴェルク」に次ぐ、6番目のプロダクトファミリーとして登場。マッシブなベゼルと着用感の高い5連ブレス、仕上げを分けたブルーの文字盤がスポーティ感を増幅させている。媚びることない精悍なルックスで、ビジネスからストリートまで、幅広いスタイルに合いそう。2020年3月までは全世界のA.ランゲ&ゾーネブティックのみで先行展開予定。SSケース、40.5mm径、自動巻き 310万円[予価]/A.ランゲ&ゾーネ 03-4461-8080
興奮を呼ぶ理由は、これまで同社がスタンダードモデルとしてはゴールドもしくはプラチナしかケース素材に採用してこなかったため。誤解を恐れずに言えば、ドレスウォッチメーカーによる、初のスポーティウォッチということ。英国サヴィル=ロウの名門がデニムを作った。そんな衝撃感で捉えてみてほしい。
ジャーナリストのリアクションは、概ね歓迎ムードで、その理由が以下につながる。SO、大人垂涎! これは必見! 中身の機械に名門献身! と再び盛り上がりたくなるのが、ムーブメントだ。新シリーズには新開発のそれが搭載されるのが、同社の習わし。それに従って「Cal.L155.1 DATOMATIC」を搭載する。
同社のアイコンである、1桁ずつ切り替わる「アウトサイズデイト」の日付表示を3時位置に、対する9時位置には曜日表示をレイアウト。これがシンメトリックなグッドルッキングに。同時に、機械式デジタル表示の名作「ツァイトヴェルク」を彷彿させるという、ウィットに富む点もファンを痺れさせている。
さらに「スポーティ」と呼ぶに相応しい12気圧防水(120m)。数あるなかでも、完全無欠!と呼びたくなるスポーティウォッチ。ブルー文字盤は、オーシャンズ読者的にも満足必至じゃないだろうか。写真のように、リュックのストラップに付けて普段使いできたら、最高に格好いいシロモノ。でも、価格を考えると丁重に扱っちゃうよね!
 
清水健吾=写真 来田拓也=スタイリング 髙村将司=文


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