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2018.03.19

時計

リアルユーザーの声から紐解く。「実際、アップルウォッチってどうよ?」

衝撃のデビューから3年。今ではエルメスも専用ストラップをリリースするなど、ファッションアイテムとしての地位を確立した「アップルウォッチ」。すでに3000万本以上を出荷し、その勢いはとどまることを知らない。
とはいえ、実際に何ができるのか、我々の実生活にどんなメリットをもたらすのか。いまいちピンと来ない人も多いはずだ。
そこで、アップルウォッチを愛用する2人のオッサンユーザーに、どんな使い方をしているのかを聞き込み調査。そこから見えたアップルウォッチの実力を見ていこう。

<INDEX>

使い方その1:アップルウォッチで仕事を快適に、そしてスマートに!
使い方その2:アップルウォッチを休日ワークアウトのお供に!
 
安岡之博さんスナップ

使い方その1:仕事を快適に、そしてスマートに!

福岡在住・安岡之博さん(35歳)の場合
ひとり目のアップルウォッチユーザーは、福岡県在住の安岡さん。主に重宝しているのは“仕事”でのシーンだとか。広告系の仕事に従事し、市内での電車やタクシー、または東京や関西出張などの交通費の支払いでアップルウォッチが役に立っている。
安岡之博さんのアップルウォッチ
「移動がホントに多いので、ポケットやバッグから財布を出さずに改札を通れるのは便利。特に出張で手荷物が多いときに便利です。あと、電話とメールの通知機能があるので、移動時にバッグにスマホを入れてうたた寝していても、クライアントからの連絡を取り漏れることがなくなりました(笑)」とビジネスシーンでの利点を語る。
かつて、仕事では高級機械式時計をしていた安岡さんも、「今ではアップルウォッチがベスト。というか、もはや時計とは思っていないかもしれません。なんでもできるマルチデバイスとして毎日の必需品になっているので、着け忘れると不安で不安で」とのこと。 

[そんなビジネスユース派にオススメの機能とアプリ]

1 :カードを持つより実は安全!? 「アップルペイ」で賢くリスクヘッジ
スイカやさまざまなクレジットカードを登録できる機能が「アップルペイ」。すでにスイカを登録している安岡さんだが、加えてクレジットカードも登録しておくとスイカへのチャージもアップルウォッチ内の操作だけでできる。
アップルペイ「Suica」イメージ アップルペイ「マスターカード」イメージアップルペイ「アメックス」イメージアップルペイ「アメックス」イメージ2
安全性を心配する声も多いが、アップルウォッチにはカード番号とは別に独自の固有番号が与えられており、店で支払う際にはクレジットカードの番号ではなく、その固有番号が使われる。
つまり、万が一店舗などから番号が流出しても、クレジットカードのデータは流出しないというわけだ。また、アップルウォッチそのものを紛失した際にも、iPhoneから削除、またはロックの操作をすることができるので安心……って、クレジットカードそのものを持ち歩くより安心なんじゃない?
2:使い倒してナンボ! デフォルトにも仕事で便利な機能がいっぱい!
アップルウォッチのアプリ一覧イメージ
「アップルペイ」以外にも、アップルウォッチには仕事の効率を上げる機能が満載。着信アラームはもちろん、独自に通信を行うセルラーモデルならiPhoneが手元になくても通話OK。
アップルウォッチとブルートゥースイヤホン
だから、会社にiPhoneを置き忘れても問題なし。ブルートゥースイヤホンを使えば、腕を口元にかざさなくともアップルウォッチだけで会話ができるのだ。
アップルウォッチの定型文登録イメージ
メールやラインは、プリセットした定型文を使えばクイックに返信可能。仕事のスケジュールも、リマインダー機能によって予定の事前通知や出発時間の目安などを教えてくれる。つまり、ちょっとした秘書みたいなものだ。
アップルウォッチの地図アプリ起動イメージ
目的地への案内はもちろん地図アプリで。歩きスマホもせずに済むし、お上りさんみたくならずスマートに目的地へ到着できる。
どれもビジネスシーンの“ちょっとした”こと。しかし、これが積み重なれば1年で一体どれだけの時短ができると思う!?
 
3:出張族必携! 目的地が近づいたら腕を小突いてくれる「ツクツク」アプリ。
出張が多いという安岡さん。もちろんデフォルトでアップルウォッチのタイマー機能はあるが、この「ツクツク」なら、GPSとの連動により時間ではなく「距離」で到着を知らせてくれるのだ。
「ツクツク」アプリ紹介イメージ 「ツクツク」アプリ起動イメージ
つまり、公共機関の運行状況に乱れが起きても、早すぎたり遅すぎたりすることなく、タイムリーに目的地直前で腕を“ツクツク小突いて”起こしてくれる。
しかも、2秒おきに最大で50回もの通知設定が可能。疲れで深い眠りについていたとしても、50回もツクツクされたら起きられるだろう。移動中、束の間の休憩を効率良く取り、音もなくマナーを守って目覚める。まさに、ビジネスマン必携のスマートなアプリだ。
 
いずれも今すぐ使いたくなるアプリばかり。仕事を快適にするアップルウォッチの使い方が、具体的にイメージできたことだろう。
 


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