僕らの愛しい腕時計 Vol.1
2018.02.19
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「ロレックス、どのモデルが正解?」の永久命題。解決のヒントは街角に!

憧れの腕時計として誰でも一度は思い浮かべるロレックス。とはいえ、名作揃いのラインナップの中でいざ「どれを選ぶ?」となると、悩んでしまうのが正直なところ。

エクスプローラーか、サブマリーナーか、シードゥエラーか、はたまた……。街角で見つけたセンスのいいロレックスユーザーに聞いてきた。

「なぜこのモデルを選んだのですか?」

 

サーフィンとのいい関係、叔父とのいい想い出。〜サブマリーナー デイトを愛用〜

三石能隆さん(42歳)

Q:なぜこのモデルを選んだのですか?
「サーフィンをするので、やっぱりサブマリーナーがいちばん好き! ダイバーズウォッチの代名詞、海を感じるプロダクトですからね。ちなみにこれは、可愛がってもらった叔父の形見です。ずっと憧れの存在だったロレックスで、コイツが手元にきたのには運命を感じますね」。

サブマリーナー デイトって?
誕生したのは1953年。100m防水のハイスペックを備える初のダイバーズウォッチとして登場した。

1926年に開発したオイスターケースによって、すでにほかを圧倒する防水性を誇示していたロレックスだが、サブマリーナーの登場でその地位はさらに強固なものに。現在は300m防水にまでスペックが向上している。

デザインの見どころは、酸素ボンベの残量を測るために取り付けられた回転ベゼル。この武骨な印象が、カジュアルスタイルとも相性の良さを見せるのだ。

 

スーツにも、休日服にも対応させたくて。〜エクスプローラーを愛用〜

佐藤累人さん(34歳)

Q:なぜこのモデルを選んだのですか?
「ビジネスにもカジュアルにも使いたいと思って選んだのがエクスプローラー。30代に突入した記念に購入して、かれこれ4年の付き合いです。休日はたっぷりしたシルエットなどが最近のお気に入りなんですが、そこに適度な品を与えてくれますね。会社員なので平日はジャケットスタイルなんですが、問題なくマッチ。リアルなON・OFF兼用として大満足しています。どんな格好にも使えるシンプルなデザインなので、飽きずにずっと愛用できそうです」。

エクスプローラーって?
ヒマラヤ探検隊に提供していたモデルから得た技術を結集し、1953年にデビュー。“探検家”というモデル名のとおり、堅牢なオイスターケースを採用するモデルの中でも特に頑丈な作りが自慢だ。

とはいえ、そのルックスはタフというより、むしろスタイリッシュ。黒いダイヤルのシンプルなデザインは、名作揃いなロレックスの中でも汎用性の高い1本。

エントリーモデルとしてもオススメな一方、究極の時計として通からも支持される。ロレックス自らブランドの冒険心を象徴する“アイコン”と称する理由は、そんな実力にあるのだろう。

 

ストーリーが僕の仕事に対するモットーに近いんですよね。〜エクスプローラーⅡを愛用〜

杉山貴規さん(37歳)

Q:なぜこのモデルを選んだのですか?
「プロフェッショナルたちの要望にいかに答えるか? 初代とどう差別化をするか? という、エクスプローラーⅡが持っているチャレンジ精神に惹かれて選びました。こうしたストーリーに興味を持つのは、僕が会社を経営しているからかもしれません(笑)。でも、素晴らしいデザインにとどまらない、ロマンに近い魅力もロレックスは持っていますよね。そんな背景でモデルを選ぶのも楽しいと思います」。

エクスプローラーⅡって?
探検家という名を冠し、シンプルなデザインと堅牢性を両立したエクスプローラー。その後継機として1971年に登場したのがエクスプローラーⅡだ。

機能、デザインともにシンプルに徹した初代よりも機能が大幅にアップデートされ、デイト表示・24時間表示ベゼル・24時間針を新たに採用。そのルックスは、ベゼルとオレンジの24時間針(杉山さんの愛用モデルは以前採用されていた赤色)によって、よりスポーティな印象を強めている。

現行モデルのケース径は42mmと初代よりもひと回り大きめ。手元での存在感は抜群だ。

 

息子の誕生年に生まれた新型を、いつか受け継ぐために。〜コスモグラフ デイトナを愛用〜

大野 健太郎さん(40歳)、登十郎くん(1歳)

Q:なぜこのモデルを選んだのですか?
「息子が生まれた年に新型が発売されたので、思い切って購入しました。これから息子と共有する時間を刻みながら、いつか登十郎が大きくなったら譲ってあげたいと思っています。だから、ギャランティーカードには彼の名前を記しているんですよ。“自分のため”だけじゃない目線で時計を手に入れたのは初めてかな。そういう気持ちに応えてくれる変わらない“価値”も、ロレックの魅力ですよね。着け心地も最高ですよ!」

コスモグラフ デイトナって?
ロレックスの数あるプロフェッショナルモデルの中でも多くの人気を集めるモデル。

誕生は1963年、アメリカのモーターレース場「デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ」の名を冠するとおり、高精度のクロノグラフやタキメーター、1/8秒まで測定可能な秒針など、カーレーサーが求める機能を搭載したモデルとなる。

3つ目のクロノグラフやタキメーター目盛りが刻まれたベゼル、プッシュボタンが作りあげる存在感が魅力。大野さんが愛用するのは2016年に発表されたモデルで、モノトーンデザインが印象的だ。

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手元の存在感が欲しかったから、コレしかないと思って。〜ロレックス ディープシーを愛用〜

大東洋祐さん(39歳)

Q:なぜこのモデルを選んだのですか?
「仕事でお世話になっている先輩が着けているのを見てずっと憧れていて、1年前に我慢できなくなって購入しました(笑)。もともとロレックスが好きで、ほかにもコスモグラフ デイトナやエクスプローラーも持っていますが、これは存在感が違いますね。ネイビーと黒のグラデーションになったダイヤルや、大きなケースのタフな雰囲気。着けてる実感も湧くんですよね」。

ロレックス ディープシーって?
1967年、ロレックスがプロの深海ダイバーのために開発した、大深度潜水対応モデル、シードゥエラー。

その能力をさらに高め、3900mまでの防水性能を誇るのが、2008年に発表されたロレックス ディープシーである。

ブランド史上最大級のケース径は44mm。着けたときにずっしりとくる実感はほかには代えがたいものとなる。

 

父から自分へ、そして子供へ。不変性を求めた想い出の品。〜デイトジャストを愛用〜

丸山佳郎さん(40歳)

Q:なぜこのモデルを選んだのですか?
「小さい頃からずっと格好いいなと思っていました。というのも実はこれ、10年前に父が仕事を引退した際に譲ってくれたもので、昔、父が買ったときに僕もついて行ってたんですよ。魅力は、シンプルでクセがないところ。父の好みも引き継いだのか、自分も気付くとシンプルなファッションが好きになっていたので、仕事にも普段使いにも重宝しています。いつか自分の子供も受け継いでくれたらうれしいですね」。

デイトジャストって?
1945年に登場したデイトジャストは、堅牢で防水性を備えるオイスターケースに、世界初の自動巻きメカニズムであるパーペチュアルローター、そしてデイト表示を備えたのが特徴。

“ロレックスの3大発明”と言われるそれらをすべて搭載した同モデルは、現在のクラシックウォッチの原型的な存在。

 

同い年だからこそ、その深みに共感できる。〜ヴィンテージを愛用〜

西川琢也さん(50歳)

Q:なぜこのモデルを選んだのですか?
「いろいろな腕時計を着けてきましたが、次に買うなら、ヴィンテージのような趣のあるものをと探していたところ、1967年製のサブマリーナーと出会いました。貴重な“赤サブ”というのも知っていましたし、自分と同い年だというのも好感が持てて“これしかない!”と思いましたね。大人に相応しい格がありながら、過度な装飾のないシックな表情がお気に入りです」。

サブマリーナー (1967年製)って?
1953年に登場したサブマリーナー。これまでに何度もモデルチェンジを繰り返しながら進化し続けている同モデルだけに、年代ごとの各バージョンにもコアなファンが存在している。

そのひとつが、「赤サブ」だ。赤サブとは、赤サブマリーナーが略された通称。文字盤に記される「SUBMARINER」の文字が、赤で記されているものを指しており、特に人気が高い。

それぞれのロレックスに、それぞれの理由がある。どのストーリーに共感したかを、自分の一生モンを見つけるヒントにするのも有効だろう。どのモデルを選ぶにしても、一期一会の出会いを大切にしたいものだ。

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# スナップ# ロレックス# 腕時計
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