表参道にあるセレクトショップ「レショップ(L’ECHOPPE)」のバイヤー・金子恵治さんは、ファッション業界人たちが厚い信頼を寄せる存在だ。
そんな金子さんが着こなす“白T”がめちゃくちゃ格好良いと、これまた評判になっている。
確かに3コーデとも、三者三様に良い感じ。だけど、なんだか白Tの雰囲気がそれぞれ違うような……。
実はコレ、金子さんがフルーツオブザルームと共同で手掛けた3枚入りのパックT。
パックTといえば、同じもの(もしくは色違い)が数枚セットになっているのが一般的だけど、このパックTのアプローチは全然違う。
「TPO」をコンセプトに、シルエットの異なる3枚の白Tをパッキングしているのだ。これまでありそうでなかった金子さんならではのパックTである。だから、パッケージにもご本人が描かれているというワケ。
では、それぞれのフィット感を確かめていこう。
① 汎用性抜群の「アメリカンフィット」
「アメリカンフィット」は、MADE IN USAの雰囲気を再現したオーセンティックな一枚だ。
やや肩の落ちたボックスシルエットで、体の線が目立ちにくいのも大人にとっては魅力的。癖が少ないオールラウンダーなので、ボトムスを選ばずに着こなせる。
② リラックス感漂う「オーバーサイジング」
「オーバーサイジング」は、ショーツ&サンダルなどとも好相性。今っぽいリラックス感漂うコーディネイトが完成する。ゆったりとしたシルエットから生まれるドレープも絶妙だ。
③ タックインしてもキマる「タイトフィット」
こちらは体に程よくフィットするジャストなサイズ感の「タイトフィット」。金子さんのようパンツにタックインしてもサマになるし、ニットやスウェットシャツのインナーとしても重宝する。
今回のパックTには、襟の詰まり具合まで金子さんのこだわりが見てとれる。3枚ともあえて襟周りを狭く設計することで、程よくきちんと感を醸し出し1枚で着てもだらしなく見えない。洗濯を繰り返してもヘタレにくいのも魅力だ。
ちなみに素材はすべて柔らかで伸縮性の高いコットン天竺を使用。一部のヴィンテージTシャツに見られる、脇に縫い目のない“丸胴”を再現している。
こちらは8月7日にレショップで先行販売されたものの、人気のあまり即完売に。現在は、ZOZOタウンにて購入可能だ。
金子さんが本当に必要な3枚を考え抜いて形にしたパックT。絶妙なシルエットの3枚は、大人のTシャツスタイルを、間違いなく洒落て見せてくれるだろう。
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