「ジャックパーセル」といえば、グランジ界の神様が愛用したことでも知られるスニーカー。その普遍的なデザインから今なお根強い人気を誇る、コンバース不朽の名作だ。
そのシリーズの中でも、1990年代にリリースされた知る人ぞ知るモデルが「ジャックパーセル ミュール」。ある意味、珍品とも言えるコイツがなんと、復刻を果たす。それがこちらだ。
モデル名が示す通り、かかとをくり抜いた“ミュールタイプ”にアレンジされたジャックパーセルは、シューレースもなく、かなりユニークな顔付き。
それでいてアイコンの“スマイル”ラインや、通称“ヒゲ”と呼ばれるヒールラベル、サイドのあて布を示すステッチワークなどのディテールは本家のままなのだから、当時、コアなファンから支持を集めたことも納得である。
復刻となる今回、デザインはオリジナルを忠実に再現。配色も、ジャックパーセルといえばの黒×白に赤の挿し色を利かせることで、汎用性と個性を一挙両得させている。
一方で、「すべてが昔のままなの?」という問いに対する答えは、NO! インソールにはクッション性の高いものを採用することで、履き心地は確実なアップデートが施されている。
ミュール=サンダルのような軽快さを持つとなれば、今ならキャンプにも使えそうだし、単調になりがちな夏のお洒落のアクセント役として街にも連れ出せそう。もちろんご近所履きもウェルカムだ。
奇跡の復刻によって蘇った90年代の珍品「ジャックパーセル ミュール」は、2020年代、八面六臂の活躍が期待できそうだ。
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