OCEANS

SHARE

2019.12.12

たべる

永福町の焼き鳥店で、酒と肉を愛する看板娘の表現力が独特だった

看板娘という名の愉悦 Vol.95
好きな酒を置いている。食事がことごとく美味しい。雰囲気が良くて落ち着く。行きつけの飲み屋を決める理由はさまざま。しかし、なかには店で働く「看板娘」目当てに通い詰めるパターンもある。もともと、当連載は酒を通して人を探求するドキュメンタリー。店主のセンスも色濃く反映される「看板娘」は、探求対象としてピッタリかもしれない。
京王井の頭線の永福町駅。渋谷と吉祥寺のちょうど中間に位置し、急行も停まる便利な街だ。今回訪れたのは焼き鳥の名店「鳥雅」。
外観
外観からしてすでに名店の匂い。
外観
オーナーが独自のルートで仕入れた明治初期の蔵の扉。
店内は大勢の客で賑わっていた。
内観
看板娘の姿も。
内観
透かし彫りの欄間も明治初期のもの。
さて、何を飲もうか。
メニュー
キリンの樽生ブラウマイスターに惹かれる。
しかし、看板娘いわく「うちはクラフトビールも充実していますよ」。
メニュー
おおお……。
最終的に勧められたのは山梨県北杜市、八ヶ岳の麓にあるクラフトビール醸造所、UCHU BREWINGの「MILKY WAY」。製造数が少ないため、販売開始と同時に売り切れるレアな商品だという。


2/4

次の記事を読み込んでいます。