>連載「オッサンIT化計画」を読むオンラインゲームにSNS、そして動画鑑賞などなど。もはや子供にとっても欠かせない存在となっているインターネットだが、親としては使い過ぎや有害情報へのアクセスが気になるところ。
とはいえ、高橋名人よろしく「ネットは1日1時間」なんて口で言って聞かせてみても効果が薄いことは、かつてテレビゲームにハマっていた自分を振り返えればよくわかるはずだ。
そこで試してみたいのが、子供が使っている端末のネット接続を、親が管理する「ペアレンタルコントロール」を実現するための機器。今回は、かなり強力な管理ができることで話題の「iKydz Home」(1万5984円[税込])を拝借することができたので、その効果をレポートしよう。
ルーターと端末との間で“関所”のような機能を果たすガジェット
特定のアプリの利用や、アダルトコンテンツへのアクセスを制限するペアレンタルコントール。「
Googleファミリーリンク」(Android対応)のようにアプリだけで管理を行うケースが一般的だが、特に無料アプリの場合は、制限が甘くなってしまうこともあるのが悩みどころ。
より手堅い管理を行いたいなら、ネットへの出入り口となるWi-Fiルーター側でアクセス制限を行うという手もあるのだが、設定が難しいばかりでなく、親のネット接続も制限されてしまうというリスクがある。
そんなジレンマを解消してくれるのが、今回紹介するアイキッズホーム。自宅のWi-Fiルーター(LAN)に接続することで、端末のルーターとの間の“関所”のような役割を果たすガジェットだ。
アイキッズ自身がWi-Fiスポットとして機能するため、子供の端末はアイキッズに接続、大人は普段使っているWi-Fiルーターに接続、というようにネットの流れを切りわけるため、より安全かつ、大人にとって快適な環境を保てる点が、いちばんの魅力となっている。
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