2019.04.28
LIFE STYLE

ラクして洒落るeバイク。俺たちをトリコにする通勤向きのマシンたち

「いま乗りたい、俺たちのチャリ」●走りを追求したいわけじゃない、でもママチャリに落ち着くのはちょっと……。いまの気分と、スタイルに合ったピッタリの一台を探してみた。

チャリを駆るシーンはいろいろあれど、思い浮かぶ情景のひとつは通勤だろう。移りゆく街並みを背に、朝の空気を切り裂いて颯爽と駆け抜ける通勤は、仕事を前向きにする力すら持っている。

けれど、ちょっと懸念しちゃうのが「疲れる」ってこと。チャリ通に慣れていないと仕事前に体力を消耗する気がするし、仕事を終えて疲れきった体には鞭を打つ気もする。

そんな人への最適解のひとつが「eバイク」。ちょいとペダルを漕ぎ出せば、グッと前に進んじゃう……この新感覚を知ったら病みつきだ。オマケに洒落てるから選ばない手はない。電動アシスト自転車専門店、モトベロに協力を仰ぎ、オッサンに丁度いいマシンをピックアップ!


スマート&カジュアル。「こんなのほしかった!」な一台

DE-02
「DE-02」14万3000円/デイトナ ポタリングバイク 0120-60-4955

リアタイヤ上部に備えられたレザーバッグにはバッテリーが。コントロールユニットやモーターも巧みに隠され、大怪ホイールのトラディショナルなクロスバイクスタイルのデザインを邪魔しない配慮がなされている。

スムーズな走りも秀逸なうえ、ペダルに折畳み機能がつくなど、通勤というシチュエーションに最適。カジュアルeバイクのベンチマークになりそうなスペックを秘める。

DE-02
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電動自転車は大きなディスプレイを備えるケースが多いが、こちらのモデルはすっきりしたハンドル回りでミニマルにまとめている。
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1度の充電で走れるのは約50km。バッテリーにはUSBポートも装備し、スマホ充電も可能。
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電動自転車の概念を覆す“ほぼ”ロードマシン

JR1
「JR1」27万6000円/ベスビー(ベスビー ジャパン http://besv.jp/contact/

アルミフレームのロードと見紛うばかりの美しいフォルムは、気鋭の台湾ブランドBESV(ベスビー)のもの。いわゆる“電動自転車”のイメージと一線を画す理由は、バッテリーがフレームに格納してあるから。

走りはスムーズで乗り心地も良く、15.7kgという軽さと1度の充電で最長138kmを超えて走れる(エコモード)。さらにコンポーネント(変速機やギアなどのモジュール)は、本格ロードでも定評のあるシマノの105など、全方位的に優れたスペックを備える。都市生活者向きのモデルだ。

JR1
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バッテリーが格納されているとは思えない細みのフレームは、ベスビーのモデルならでは。
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国内初となるフルカラー液晶ディスプレイには、9つのパラメーターが表示される。
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足回りも実にスマート。
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武骨さを増した男気系“電動ママチャリ”

EZ
「EZ(モトベロ カーキカスタム)」約16万円[参考価格・税込]/モトベロ 03-6277-5698

パナソニックの「パパでも乗れるデザインのママチャリ」と好評なEZ。こちらはモトベロがカスタムした特別バージョンだ。

ヴィンテージミリタリーを連想させるマットオリーブな車体色に加え、同色のペダルとタイヤにカスタムされている。BMX風のハンドルなどを備えたことでクルーザーライクな見た目に。こんなひと味違うバイクを通勤に使うのも乙なものではないだろうか?

EZ
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1回の充電で31kmの走行が可能(パワーモード使用)。安定感のある走りが心地いい。
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無骨な顔つきはキュンとくること必至。湾曲したアルミ合金フレームも男心をくすぐる。
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最新トレンドをキッチリ押さえた、安心の日本ブランド

YPJ-ER
「YPJ-ER」34万5600円/YPJ(ヤマハ発動機 0120-090-819)

こちらは、通勤でも一歩先ゆくものを乗りたいという本格派へ。価格は約35万円とeバイクの中でも高いランクだが、その価値は十分。オールマイティな走りが可能な太めのタイヤを採用した、トレンドの“グラベルロード”の文脈で作られたロードタイプだ。

スタイリッシュにしてスポーティ。スタンダードモードで111kmもの距離を無充電で走ることができる。正直、通勤路にも砂利や工事現場などの悪路は少なくない。そんなときにも颯爽と走り抜けることができるだろう。

YPJ-ER
YPJ-ER_ドライブユニットPWseries SE
欧州でも高い評価を受けたドライブユニット「PwseriesSE」を搭載。
YPJ-ER_700x35Cタイヤ
スポーツ性能はもちろん、通勤やツーリングまで幅広く対応。
YPJ-ER_ドライブユニットPWseries SE
YPJ-ER_700x35Cタイヤ


信頼性バツグン。安定感のあるメーカーのスポーツバイク

リアルストーム
「リアルストーム」15万5800円[メーカー希望小売価格]/ブリヂストン 0120-72-1911

老舗メーカー、ブリヂストンが手掛けた普段使いの一台は、高い信頼性に裏打ちされた使いやすさがツボ。シンプル&クリーンなデザインに、扱いやすいバッテリーパックや消費カロリー計算機能といった行き届いたスペックだ。1回のフル充電あたりの走行距離(オートエコモードプラス)は90kmで、キャリアや泥よけなど、豊富なオプションもうれしい。通勤に適した機能を十分に備えている。

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街乗りするなら知っておきたい
スピードのこと、バッテリーのこと

ほかにも大人の男が乗りたくなるようなeバイクは数多くある。「バッテリーはどんどん小さく、軽量化が進んでいます。デザインの自由度も増していますよ」と教えてくれたのは、モトベロ・広報の村上耕大さん。

代官山モトベロ
代官山モトベロ。所狭しとマシンが並ぶが、これはすべて電動自転車。こんなに多くのモデルがあったなんて!

かつては重くデザインの自由度も低かったが、技術革新が進み、クロスタイプなど一般的なeバイクは20kg強で、スポーツ系は20kgを切るモデルもあるという。一般的なママチャリタイプの電動アシスト自転車は30kg前半だから、スタイリッシュなこれらのバイクがいかに“そぎ落とされている”かがわかる。

「ただ、スピードが速くなっているわけではありません。道路交通法により電動アシストは24km/hまでと決められています。そのため、アシストの上限速度に近づくにつれ、アシストが減っていきます」(村上さん)。

ちなみにeバイクの弱点である充電切れに対しては、スポーツ系を中心に持ち運びしやすい取り替え式のバッテリーも多いという。

「とはいえ、通勤で持ち歩くのは現実的ではないので、バッテリーの消費を抑えるためにギアを活用しましょう。車の燃費と一緒で、急ブレーキや急アクセルは電圧が上がり、バッテリーの消費が増えます。極力、踏み込みの力を一定にするのがポイントです」。

使い方のポイントを押さえれば、よりスマートに乗りこなせるeバイク。デザインのバリエーションも増え、通勤はもちろん、都市での移動の概念を一変させてくれるパフォーマンスを備えているようだ。

[取材協力]
代官山モトベロ
住所:東京都渋谷区猿楽町16-15 代官山T-SITE GARDEN3号棟
電話番号:03-6277-5698
営業:10:00〜20:00
www.motovelo.co.jp/

澤田聖司=写真 吉州正行=取材・文

# いま乗りたい、俺たちのチャリ# 自転車# 通勤# 電動アシスト自転車
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