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2018.12.08

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白飯が止まらない旨辛「スンドゥブチゲ」の決め手は出汁と白みそにあった

本誌看板モデルのマーシーこと三浦理志さんは、仕事のかたわら“サーフ&ノーフ”の生活を実践中。隙間を見つけては波乗りを楽しみ、数年前からは、通称「三浦農園」で収穫した野菜を使ってキッチンで腕を振るっている。そんな彼のリアルなライフスタイルから生まれたレシピを、ここに紹介しよう。
既にお気付きの方もいらっしゃると思いますが(!?)、僕がつくる料理の基本的なスタンスは“白飯に合うこと”です。理由はもちろん、大好きな白飯をいっぱい食べたいから!
白飯を食べたいからスンドゥブチゲを食べるのか、スンドゥブチゲを食べたいから白飯を食べるのか……どっちにしろ止まらない!
そして、僕は大の辛いもの好きで豆腐好きでもある。とくれば、寒い季節の定番鍋は……スンドゥブチゲしかないでしょう!!
味の決め手は、煮干しから丁寧に取るいりこだし。多少面倒ではありますが、パンチの利いた本格的な風味を実現するには欠かせないひと手間なんですね。さらに、白みそを使うことで濃厚なコクと甘みを出しているのも僕なりのこだわり。
心もカラダも冷え切った日は、アッツアツの旨辛鍋で汗だくになるのが一番、なんだなぁ。
【今回のメニュー】
あったまるよ〜!スンドゥブチゲ

【材料】※2人前
絹ごし豆腐 400g
豚ひき肉 60g
あさり 200g
卵 2個
にんにく 1片
しょうが 1片
長ねぎ 1/2本
玉ねぎ 1/2個
小ねぎ(小口切り) 大さじ1
ごま油 大さじ1
チリパウダー 大さじ2
一味唐辛子 適量
いりこだし(A) 500cc
ごはん 2膳
【A(作りやすい分量)】
水 600cc
煮干し 15g
昆布 5g
【B】
醤油 大さじ1
白みそ 小さじ1
はちみつ 小さじ1/2
塩 少々
こしょう 少々

【作り方】
◆1
いりこだしを取る。Aを鍋に入れて1時間ほど置いてから中火にかける。
いりこだしを取るときは、魚の生臭さがこもらないよう蓋をせずに火にかけるべし。
沸騰してきたら火を弱め、途中でアクを取りながら10分ほど煮出して濾す。
いりこだしの材料は作りやすい分量になっているので作っただしを鍋に入れる際はきっちり500cc量ってくださいね。
◆2
にんにく、しょうがをすりおろす。長ねぎ、玉ねぎをみじん切りにする。

Bの調味料を混ぜ合わせておく。
実は、はちみつも隠し味。ちょっとだけど、コレが利くんです。
◆3
鍋にごま油、にんにく、しょうがを入れて中火にかける。香りが立ってきたら、長ねぎと玉ねぎ、豚ひき肉の順に入れて炒める。豚肉の色が変わってきたらBを加えてさっと炒める。

◆4
3の鍋に1のいりこだし(500cc)、あさり、チリパウダーを入れて混ぜ合わせる。沸騰したら塩・こしょう(分量外)で味を調え、豆腐をスプーンですくいながら加える。
豆腐はスプーンでざっくりすくって投入。味もよく馴染みます。
そのまま中火で5分ほど煮込んだら火から下ろし、卵、小ねぎをトッピングすれば完成。ごはんと一緒に召し上がれ。辛さが足りなければ、一味唐辛子を振って調整を!
卵を食べるタイミングはお好みで。僕は半熟になるまで待って、途中から混ぜて食べるのが好き!
 
[三浦理志 プロフィール]
オーシャンズモデル。愛称はマーシー。仕事のかたわら“サーフ&ノーフ”の生活を実践中。隙間を見つけては波乗りを楽しみ、数年前からは、通称「三浦農園」で収穫した野菜を使ってキッチンで腕を振るっている。

三浦理志=料理 渡辺修身=写真 中里真理子=スタイリング 甘利美緒=文 嶋田裕子=編集


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