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2018.11.22

たべる

赤羽の串焼屋で、看板娘が「成人したら飲みたい」お酒を注文した

看板娘という名の愉悦 Vol.41
好きな酒を置いている。食事がことごとく美味しい。雰囲気が良くて落ち着く。行きつけの飲み屋を決める理由はさまざま。しかし、なかには店で働く「看板娘」目当てに通い詰めるパターンもある。もともと、当連載は酒を通して人を探求するドキュメンタリー。店主のセンスも色濃く反映される「看板娘」は、探求対象としてピッタリかもしれない。
11月16日から赤羽駅の発車メロディがエレファントカシマシの曲に変わった。これは、東京・北区の観光協会とJR東日本がタッグを組んだプロジェクト。
具体的には、東北線と高崎線、湘南新宿ラインが走る5番線ホームに「俺たちの明日」、6番線ホームに「今宵の月のように」が流れる。
酔っ払いの聖地、赤羽はエレカシの聖地でもある。
結成37年目を迎える同バンドはメンバー4人のうち、ボーカルの宮本さんを含む3人が生まれ育った街なのだ。
今回は、そんなアツい赤羽が舞台。駅北口を出ると一番街のアーチをくぐり、カップ酒の出汁割りで有名な丸健水産方面へ。
長い行列はおなじみの光景。
常に酔客でごった返す細い路地に目指す「炭火串焼 FUJIKO」がある。
「串」と書かれた提灯が目印。
店内を覗くと看板娘らしき姿も。
カウンターを拭いているあの子がそうだろう。
飲食店の激戦区だけに、お酒のメニューも気合いが入っていた。
人気の「ガリサワー」も美味しそうだが……。
看板娘に聞くと、「オススメがありますよ」とのこと。では、それをいただきましょう。
自ら作り始める看板娘。


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