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2018.10.25

たべる

恵比寿のビストロで、看板娘から最上級のBrodo(出汁)が出た

看板娘という名の愉悦 Vol.37
好きな酒を置いている。食事がことごとく美味しい。雰囲気が良くて落ち着く。行きつけの飲み屋を決める理由はさまざま。しかし、なかには店で働く「看板娘」目当てに通い詰めるパターンもある。もともと、当連載は酒を通して人を探求するドキュメンタリー。店主のセンスも色濃く反映される「看板娘」は、探求対象としてピッタリかもしれない。
今回訪れたのは「IZAKAYA RESTAURANT」を標榜する恵比寿「AELU&BRODO(アエルアンドブロード)」。店名は日本語の「和える」とイタリア語で出汁を意味する「Brodo」をくっつけたものだ。
店の周辺は工事中。
JR恵比寿駅東口を出てすぐ。たまに行くゲームセンターのすぐ近くにあった。
ビルのエントランス。
エレベーターで3階に上がる。「居酒屋レストラン」という言葉の響きで思い描いていた雰囲気とは異なる瀟洒な店だった。
たしかに、これは「IZAKAYA RESTAURANT」である。
看板娘の姿も見えた。
彼女がそうだろう。
テーブルに着くとカトラリー、ナプキンとともに「ハジマリノサラ」と書かれた紙、そこには、いわゆる日替わりのお通し(650円)のラインナップが記されている。
お酒のオススメはワインだという。


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