N.Y.キャラメルサンドは2015年より大丸東京店にオープンした「N.Y.C.SAND」の看板商品。発売当初から多くのメディアに取り上げられ人気を博したのだが、驚きなのは3年経っても客足が絶えない。その秘密はどこにあるのか?
人を惹きつけるその魔力はこの「黒い箱」にあると思う。黒には、色彩効果として重厚感や高級感を感じさせる作用があると言われている。手に取った人は、まずこの箱をみて中身のクオリティに期待感が高まる。
1960年代のニューヨークで作られていたハバナサンドを基にオリジナルで開発したというキャラメルサンド。箱を空け、ゴールドに輝くパッケージから開封し1ピースを手に取ると、ずっしりとした重みと厚みに期待がさらに高まる。そして一口含めばサクサクのクッキーの中から濃厚で芳醇な香りのキャラメルソースが口の中でとろけ落ちる。圧倒的なキャラメル量ながらどこか品のある味わい。クッキーにコーティングされたチョコの甘さも絶妙だ。まさに、箱を手にしたときに感じた印象通りの味覚が体感できるのである。
写真は定番の「キャラメルサンド」に「スカッチサンド」と秋限定の「メープルウォールナッツキャラメルサンド」の盛り合わせ22ピース入りで3780円(税込)。大切な人への手土産にはちょうどいい値頃感。もちろん、4ピース入り540円(税込)といった手頃なラインナップもあるので用途に合わせて使いこなしたい。
編集部S=文
無類の甘党。