OCEANS

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2018.06.01

かぞく

夫の育児参加は、赤ちゃんの時こそ試される。


37.5歳でパパになるキミへ「O父CHANSの心得」Vol.4
出産準備から小学校入学までの間、オレ中心ながらもきめ細やかな気配りで妻や子供を満足させるスマートなオトーチャンズ。そんなオトーチャンズの心得を紹介するこの連載の第4回は、なかなか育児と向き合えない父のための心得だ。

「O父CHANSの心得」を最初から読む

大好きなヨメ、大好きな子供。しかし、家族も好きだが自分も好きなオトーチャンズにとって、どれほど育児に積極的になれるか、いや、育児を好きになれるのか、不安に感じる人も少なくない。



育児を単なる義務やタスクではなく、自分の生活に溶けこませ、かつ育児そのものを自分のことのように楽しめるなら、それはこの上ない歓びだ。そのためには出産直後、ゼロ歳児のときの育児参加度合いが勝負となる。

 

我が子の名前はオレが決める


妊娠時のうれしい悩み事のひとつが我が子の名前だ。親とはいえ、自分でない人が自分の名前を決めるというこのシステムに、恨みを持つ人もいれば感謝をしている人もいるであろう。そう、アイデンティティでもある名前は、自分自身では決められない。

生まれてきた赤ちゃんからすれば、まだ世界を認識できない段階から勝手に決められて、言葉を覚えるようになると「あなたの名前は●●よ」と、既成事実として突きつけられ盲目的にそれを受け入れるのである。ああ、重い。そう考えるとそうとうに重いプレッシャーのある行為だ。だからこそ、親は真剣に我が子の名前を考え、決まった後は愛情と責任を持ってその名を呼び続けるのである。

この我が子の命名についてオトーチャンズならばぜひともイニシアティブを取りたいところだ。やはり、自分が考えた名前、自分が良いと決断した名前であればこそ、より愛情を持って我が子に声をかけられる。

決め方は、夫婦関係や妻の性格にもよるが、基本は夫が「具体案」を出し、それをたたき台にして夫婦で決めていく形式をおすすめしたい。いわば、夫が妻にプレゼンをして、自分の案を勝ち取る動きである。自分のセンスが試される名前のアイデア。まずは、妻にどう言われようが好きな名前を提案してみると良い。その繰り返しで名前に対する納得度も高まってくる。

ただし! 女の子の名前の場合「好きな名前」に、かつての好きなアイドルや元カノの名前を無意識のうちに選択してしまうことがあるので慎重に提案しよう。

 





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