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2026.09.08

ファッション

バギーズではなく「ノンネイティブ派」ショーツのマンネリ回避と“スネハラ問題”に、UAプレスが出した答えは……


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黒ショーツの倦怠をなんとかしたい。そんなお題に、長年ユナイテッドアローズでプレスを務めてきた辻典秀さんが選んだのは、意外にもチェックシャツだった!

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紹介してくれたのは……
辻 典秀(つじ・のりひで)●ユナイテッドアローズ△原宿本店、新宿店を経たのちプレスに就任。現在は、ユナイテッドアローズ ゴルフのプレスとしてゴルフとファッションの架け橋的役割を担う。

辻 典秀(つじ・のりひで)●ユナイテッドアローズ 原宿本店、新宿店を経たのちプレスに就任。現在は、ユナイテッドアローズ ゴルフのプレスとしてゴルフとファッションの架け橋的役割を担う。

大人のショーツ問題をやわらげる秘策

サーフィンを楽しむ辻さんは、ショーツとの付き合いも長い。これまで愛用してきたのは、アウトドア系ではなくノンネイティブのカーゴショーツだという。


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「パタゴニアのバギーズなど、アウトドア系やスポーツ系のショーツもありますが、僕はほとんど穿いたことがなくて。ノンネイティブのカーゴショーツは、毎シーズンアップデートされつつ、いつも絶妙な塩梅の丈で全体のバランスが良く見えるので休日の日はいつも穿いています」。

しかし、年齢とともに選ぶ丈感には変化が。昨今は「スネハラ」なんて言葉まで登場し、大人のショーツスタイルには何かと風当たりが強い。

「最近は“スネハラ”なんて言葉も出だして、おっさんショーツへの風当たりは厳しくなってきましたよね(笑)。なので、今はもう逆に短すぎるのはちょっと……。もう今はこれぐらいの丈感が定番になってきましたね」。

そこで手にしたのが、ユナイテッドアローズ &サンズとミタスニーカーズのコラボによる黒ショーツ。キーンの「ユニーク」との合わせを想定した一本だ。




「ストレッチの効いたテック系の生地ですが、思っている以上に柔らかく、縦にストンと落ちる。太めかつ長めなので、素材感も分かりやすく、エレガントに見えます。マットな質感だからスポーティになりすぎず、少しモードっぽくも見えるんです」。



そんな黒ショーツに合わせたのが、グレーを基調としたチェックシャツだ。

「黒ショーツなら、今の時期は長袖シャツが合わせやすい。鮮やかな色も考えましたが、黒やグレーがやっぱり一番ハマる。ただ、カッコをつけるのも柄じゃないので、チェックシャツを選びました」。

ショーツ/ユナイテッドアローズ&サンズ、シャツ/フィータ フォー ユナイテッドアローズ、インナー/エイチ、シューズ/パラブーツ

ショーツ/ユナイテッドアローズ&サンズ、シャツ/フィータ フォー ユナイテッドアローズ、インナー/エイチ、シューズ/パラブーツ


チェックシャツといえば、どうしてもカジュアルな印象が強い。そこで選び方にひと工夫を加えた。

「こちらは全体的にグレーっぽい色味で、チェスト部分にプリーツが入っているので、ほのかに品も感じられる。バンドカラーもスマートで、そこまでくだけて見えません」。



つまり、黒ショーツのスポーティーさを、落ち着いた色味とディテールの効いたチェックシャツで中和する。お馴染みのアイテム同士でも、選び方次第で新鮮に見せられるというわけだ。

そして、肝心の“スネハラ問題”は、ショーツの丈感に加えソックスで面積を減らすことで解決を目指す。




「スニーカーだとカジュアルになり過ぎるし、ドレスシューズでは堅苦しい。そこでちょうどいいバランスを取ってくれるパラブーツの「ランス」を合わせました」。

ここに程よい丈のソックスを加えることで、気になるスネの露出も調整。目安はスネの3分の1ほどを隠すくらいだという。



黒ショーツの丈を見直し、マットな素材でスポーティーさを抑える。そしてトップスには、グレー系のチェックシャツ。足元は革靴とソックスで整える。どれも特別なテクニックではないが、その組み合わせが絶妙だ。

年齢を重ねれば、昔と同じショーツスタイルでは少し違和感が出てくるもの。だからといって、ショーツを諦める必要はない。丈や素材、柄、足元を少しずつ調整すれば、定番の黒ショーツもまだまだ楽しめる。

辻さんのスタイルは、そんな大人のショーツ攻略にちょうどいいヒントを与えてくれる。

佐藤ゆたか=写真 菊地 亮=取材・文

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