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パパがママとの雑談を軽視すると、離婚にまで発展してしまう理由

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パパは家事も育児も一生懸命やっているつもり、ママにも最大限気を使っているつもりなのに、なぜかママがいつもイラっとしている。そんな夫婦間のギャップの原因を、ママ目線から解説するこの連載。今回、多くの妻のイライラの原因となる「夫が話を聞いていない問題」に着目してみたいと思います。

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ママとの雑談には、意外に重要な情報が含まれている

多くのママたちに話を聞いていると、たびたび出てくるのが「夫が話を聞いていない」という言葉。専業主婦の絵理さん(仮名)も、「夫に1日の出来事を話しても、明らかに興味のなさそうな態度」と語ります。

「外で働くのと違い、意外に主婦は孤独といいますか、あまり人と会わない日もあるので、気になっていることや心配事などを誰かに聞いてほしいんですよ。それで、私は夫が帰ってくると、その日の出来事を報告したり、子供たちの学校や勉強の心配事を相談したりします。その時、一応相槌は打ってくれるのですが、明らかに興味無さそうな顔をしていることが多くて……。相談事に対しても『どっちでもいいんじゃない』というそっけない答えなんです」

他のママからも、相槌すら打ってくれなくて、聞いているのか聞いていないのかわからないという声も聞きます。しかし、絵理さんのような専業主婦家庭の場合、パパは「妻と夫で役割を分担して、家庭のことは妻に任せているから下手に口出ししないようにしよう」と考えているのかもしれません。

会社員で管理職、妻は専業主婦で子供2人を子育て中という浩二さん(仮名)は、この話に対してこんな指摘をしてくれました。

「チームをマネージメントする場合、上司が部下のやることに何でも口を挟むのは良しとされていませんよね。ある程度メンバーを信じて任せるのが基本。きっと、管理職世代の男性の中には、その考えが身についていて、家庭でもそうしちゃうんじゃないですかね。家庭や子供のことは妻に任せているから口出ししないということになりますが、妻からすると、そのことは『パパって全く私の話や家のことに興味がないのよね』ということになるんじゃないかな……と」

確かに、この絵理さんのような不満は、専業主婦の家庭に起こりがちです。もし仕事なら、気になることや困ったことがあれば、きちんと話す時間をとって報告し、相談する。そして、相談を受けた側もそれを聞いて一緒に考えるということになりますが、家庭での場合、妻のほうでも「聞いてくれないのなら話さなくていいや」「話すほどのことでもない」となってしまうわけです。

これがエスカレートした結果、パート主婦の紗英さん(仮名)は、どうでもいい雑談以外、大事なことは何ひとつ話さなくなったといいます。最近も、息子がどこの高校を受験するか、私立なのか公立なのか、お金がどれくらいかかるのかも相談しないまま受験の時期が過ぎ、合格して初めて報告したそうです。

紗英さんに将来的に夫婦関係をどうするのか聞いてみたところ「このままだと子供が独立したら一緒にいる意味がないので、その時に経済面も含めて準備ができていたら離婚するかもしれません」とのこと。

では、ここまで妻の不満が溜まる前に、どうしたらいいのでしょうか。前述の絵理さんの場合、「たまに、きちんとテレビも消して、話に耳を傾けてくれることもあって、その時はうれしいですね」とのこと。つまり、きちんと向き合って話を聞くというのが基本なのかなと思います。

パパの中には「仕事で疲れて帰ってきた時に妻との雑談って、自分にとっては優先順位が低い。自分の好きなようにのんびりしたい」という人もいるでしょう。でも、これも仕事に置き換えれば、雑談の重要性を感じている人も多いと思います。雑談から、部下が家庭の悩みを抱えていることを知ったり、大事なお客さんやクライアントと話す時などは、雑談から相手の会社の近況を知ることもあります。そんな仕事のシーンでは、雑談も聞きもらすまいと耳を傾けているはずです。

実は、妻の雑談にも、例えば子供の進路の悩みや、PTA活動での困りごとなど、大事な情報が含まれていることはよくあるもの。例えば、妻のふとしたグチから、子供が何らかのプレッシャーを感じて不安定になっているということに気づけるかも知れません。

仕事でもそうですが、日頃の些細な不満や問題点を放置した挙句、大きな問題に発展してしまうことってあります。こうした日常会話で妻が話す小さなグチや不満を把握しておくと、後々大きな問題に発展するのを防ぐ効果もあるのではないでしょうか。そのため、妻との雑談を軽視しないで、できるだけ耳を傾けると、妻も「聞いてくれている」という満足感も高まり、家庭円満につながるでしょう。

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