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2020.09.26

あそぶ

トータルテンボス大村朋宏のキャンプギア3選。なぜこのバッグを選んだ?

「こだわりキャンパーの愛用ギア」とは……
近年、キャンプ人気が凄まじい。実力派お笑いコンビ・トータルテンボスの大村朋宏さんもキャンプを愛するひとりだが、ハマったのはほんの3年ほど前。
家族とのふれあいがきっかけで手にしたアイテムたちは、どれも美しい思い出に満ち溢れていた。

大村朋宏●1975年4月3日生まれ。静岡県出身。「トータルテンボス」のボケ担当。1997年に小学校からの友人である藤田憲右とコンビを結成。2007年のM-1グランプリでは準優勝に輝くなど、実力は周囲も認めるところ。相方へいたずらを仕掛けるYouTubeチャンネル『SUSHI★BOYS』も好評。

焚き火台が演出する家族との尊い時間

ユニフレーム社のファイアグリルは、コンパクトにまとまるうえに軽量だから持ち運びもラク。オプションパーツも抱負で、焚き火、バーベキュー、ダッチオーブン料理もこれ一台で楽しめる。
幼い頃に父と過ごした楽しい思い出は、きっと大人になっても消えることはない。テントを建て、魚を釣る父の背中は、そりゃあ大きく見えたものだ。そして実感する。キャンプは親子の絆を深め、我が子の心を育むいい機会になると。
実は大村さんがキャンプにハマったのは3年ほど前。ごく最近のことだ。
「家族でキャンピングカーを借りて北関東を巡ったことがあったんです。そのときの楽しさや子供たちの笑顔が忘れられなくて(笑)」。
以来、休みが取れたときには家族とともにキャンプに勤しむことに。なかでもハマっているのが焚き火だ。
「空気が澄んでいるからなのか、非日常的時間がそう思わせるのか、火がとても綺麗なんですよ。もうずっと見ていられますね」。
中心に据えられるのはこの焚き火台である。ユニフレーム社は、世界的にも有名な金属加工の街、新潟県燕三条の企業。同地で培われてきた技術は、この焚き火台にも存分に取り入れられている。
荷重約20㎏にも耐えうる強度を備え、高熱による変形もほとんど見られない。スタンドを開いてツメを引っ掛け、炉をセットさえすれば準備はOK。錆びにも強いステンレス製だからガシガシ洗えるし、扱いやすさもピカイチだ。しかも、これだけ優秀にもかかわらずリーズナブル。まさに願ったり叶ったりなのだ。
「奥さんと娘、そして愛犬のエミルと火を囲みながら、息子のギターの弾き語りを聴いている時間は最高のリラックスタイムですね」。
その絵を想像するだけでも、なんだか心の奥がほっこりしてくる。そして、次なるターゲットはスノーピークの焚き火台なのだとか。


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