Running Up-date Vol.14
2020.03.21
LEISURE

「毎年サブスリー」の秘訣は抗酸化&免疫力アップの“食”にあり!?

連載「Running Up-Date」
ランニングブームもひと昔まえ。体づくりのためと漫然と続けているランニングをアップデートすべく、ワンランク上のスタイルを持つ “人”と“モノ”をご紹介。街ランからロードレース、トレイルランまで、走ることは日常でできる冒険だ。
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NORI

日本初のコールドプレスジュース専門店「サンシャインジュース」代表のNORIさんは、過去にトライアスロンのレースで入賞を重ね、近年はフルマラソンで毎年サブスリー(3時間切り)を維持してる実力派ランナーだ。

その秘訣の一端は普段の食生活にもある。

世界チャンピオンのレシピが元になったスーパージュース

宣伝になってしまうので恐縮ですが、と断りつつ教えてくれたのは、やはりといえばやはりだが、サンシャインジュースで扱っているコールドプレスジュース。

「コールドプレスジュースは毎日飲んでいます。前編でもお話ししましたけど、夕飯以外をジュースに置き換えているイメージですね。だから1日1Lは飲んでますよ。コールドプレス、つまり熱を加えずに絞る製法のため、果物や野菜に含まれている天然の栄養素をフレッシュなまま体に取り入れられるのが特徴。しかも消化吸収の負担もほとんどないので、極めて効率的なんですよ」。

ショップでは何種類ものコールドプレスジュースを扱うが、ランナーへのおすすめは下のふたつ。

NORI
[左]ケールなど葉物野菜を中心に、レモンを加えた「グリーンデトクサー」910円[税込]。[右]世界チャンピオンにレシピを聞いて作った「アイアンマンズフェイバリット」1190円[税込]。いずれも400ml。(サンシャインジュース恵比寿店 03-6277-3122)

「緑のジュースが苦手でなければ、グリーンデトクサーはいかがでしょうか。僕も基本的に毎日飲んでいます。ケールに小松菜、ほうれん草などで、慣れてくれば病みつきになるテイスト。野菜不足の解消にも打ってつけです。あとビーツって知ってますか? それに季節の柑橘類とマカを加えたアイアンマンズフェイバリットもおすすめです。トライアスロンのアイアンマン世界選手権で2度優勝しているクリス・マコーマック選手が来日したときに、『世界王者になった2010年当時、コーチにアドバイスを受けて毎日700mL飲んでいた』と教えてもらったレシピが元になっています」。

ビーツとは赤紫色をした根菜で、血管をしなやかにして拡張させる栄養素が含まれているといわれる。血流が高まり、酸素運搬能力の向上やリカバリーに好影響が期待できるのだ。柑橘の甘さが手伝って、意外なほど飲みやすい。

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こんな時代だからこそ免疫力がキーになる

「朝・昼はジュースが基本とはいえ、その状態で走るとさすがにお腹が空いてしまうことがあります。そんなときには生のナッツを口にしているんですよ。『素材そのままの栄養素を』という考え方に基づいて、ローストせず低温乾燥させて味をつけただけ。いわゆるローフードですね。ローストしていない分、酸化していないので、ナッツ類に含まれる良いアブラが摂取できます。満足感も大きいですよ」。

NORI
[左]油や塩、砂糖を一切使わずノンローストで作る生ナッツ。ほかに生カシューナッツも。100g入り。「生アーモンドたまり醤油」780円[税込]。 [右]シベリアで10年以上かけて自生する天然キノコ、チャーガの粉末。30g入り。「チャーガ」2980円[税込]。(サンシャインジュース恵比寿店 03-6277-3122)

ジュースに加え、朝の習慣にしているのがチャーガだ。ランナーは走りすぎると体が酸化してしまうといわれるが、このチャーガは抗酸化力がアサイーの30倍だという(日本食品分析センター調べ)。

「アンチエイジングにも繋がりますよね。免疫力をキープすることにもなるので、風邪等の予防にも良いでしょう。僕は2~3gをお湯にといて飲んでいます。いきなりそれはキツいという場合は、コーヒーや紅茶にブレンドするという話もよく聞きます」。

当然といえば当然だが、ランナーの体は口にしたものから作られる。食にこだわることは、もしかしたらトレーニング以上に重要な要素なのかもしれない。

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お気に入りは日本未上陸のアスレチックブランド

アメリカ生活が長かったNORIさんが今気に入っているランニングウェアはトラックスミスというブランドだ。

NORI
キャップからウェア、ソックスまで、すべてトラックスミス。

「ボストン発のブランドで、まだスタートして5年ほどではないでしょうか。このロンTはメリノウール100%。メリノウールって汗をかいても冷えにくいし、防臭機能もあるから好きなんですよ。ほかのアイテムもそうですが、色のトーンが落ち着いていて、デザインもワンポイントのみのシンプルさ。普段のランニングの気分にぴったりハマります」。

NORI
気になる人はトラックスミスの公式サイトをチェック!

「シューズに関してもレースと普段で使い分けています。今はフルマラソンならナイキです。それと去年初めてウルトラマラソンを走ったのですが、そのときはホカ オネオネでしたね。話はそれますが、ウルトラマラソンは不思議な体験でした。『四万十川ウルトラマラソン』という大会に出たのですが、会場まで車で行って、前の日にキャンプして、レースでは9時間半走りっぱなし。マインドトリップ状態で、走ってる間はレースのことはもちろん、体の変化や将来の人生設計などについて考える時間もあれば、何も考えてない時間もあって、そんなこんながグルグルと。ノーマルじゃない状態が面白かったですね」。

日常のトレーニングではオンのシューズが中心だ。

NORI

「これはクラウドフライヤー ウォータープルーフというモデルで、ソールのギミックが好みです。見た目からすると意外かもしれませんが、堅くて走りやすいんですよね。防水だから普段履きとしても便利です」。

自分にとって心地良いものを選ぶのがNORIさんのスタイル。今はギアのデザインもシンプルなものが中心だ。職業柄、体に良い食にもこだわっているが、こちらも裏を返せば自分の体が心地良いと感じるから自然とそれを選択するようになっただけ。おまけにそれを広めたいから仕事にもしている。サンシャインジュースの一部商品はオンラインショップでも購入できるので、ピンときたなら試してみてはどうだろうか。

RUNNER’S FILE 07
氏名: KO NORI(コウ ノリ)
年齢:37歳(1982年生まれ)
仕事:サンシャインジュース代表
走る頻度:基本は毎日、朝もしくは仕事の合間に10〜12kmほど
記録: 2時間56分(東京マラソン、2017年)その昔はトライアスロンレースで優勝経験も

礒村真介(100miler)=取材・文 小澤達也=写真

# KO NORI# Running Up-Date# サンシャインジュース
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