こんな時代だからこそ免疫力がキーになる
「朝・昼はジュースが基本とはいえ、その状態で走るとさすがにお腹が空いてしまうことがあります。そんなときには生のナッツを口にしているんですよ。『素材そのままの栄養素を』という考え方に基づいて、ローストせず低温乾燥させて味をつけただけ。いわゆるローフードですね。ローストしていない分、酸化していないので、ナッツ類に含まれる良いアブラが摂取できます。満足感も大きいですよ」。
ジュースに加え、朝の習慣にしているのがチャーガだ。ランナーは走りすぎると体が酸化してしまうといわれるが、このチャーガは抗酸化力がアサイーの30倍だという(日本食品分析センター調べ)。
「アンチエイジングにも繋がりますよね。免疫力をキープすることにもなるので、風邪等の予防にも良いでしょう。僕は2~3gをお湯にといて飲んでいます。いきなりそれはキツいという場合は、コーヒーや紅茶にブレンドするという話もよく聞きます」。
当然といえば当然だが、ランナーの体は口にしたものから作られる。食にこだわることは、もしかしたらトレーニング以上に重要な要素なのかもしれない。
3/3