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2017.01.23

あそぶ

クリエイティブな人は周囲もカッコよかった! スタイリスト・熊谷隆志が友人をコーディネイト


スタイリストとしてだけでなく、フォトグラファー、クリエイティブディレクターなど、様々な分野で活躍する、OC世代の先頭を突っ走るアニキ・熊谷隆志さん。今回は彼がストレスを抱えたり、自分らしさを見失いそうになったりしたときに会いに行く、6人の友人を紹介してくれた。

共通点は、熊谷さんをして「すごい」と言わしめるモノ作りのプロであることと、忙しい都会で生活するのが難しい人であること(笑)。愛を込めて“人間マイナスイオン”と呼ぶ面々は、個性が強くて、プロフェッショナルで、人間としての魅力にあふれていた。
 

更科有哉さん(ヨガインストラクター)
~自由に楽しく、輝いて生きる、そのプロフェッショナル~


インドでヨガの正式指導者資格を取得。日本縦断ヨガワークショップを精力的に敢行。ヨガと写真や映像、芸術に情熱を注いでいる。
熊谷さんにとっては、生活に取り入れているヨガの師であり、力を抜いて生きるコツを教えてくれた人。いつも旅をしている更科さんの自由な生き方に憧れ、彼が見せてくれる独自の世界から、多くの刺激をもらっているそう。

齊藤太一さん(SOLSO architectural plantfarm代表)
~嫉妬してしまうほどの、天才グリーンコーディネイター~


造園や植木といったグリーンの販売やコーディネイトをはじめ、ショップやイベントのプロデュース、プロダクトデザインなどを手掛けるSOLSO代表。東京と関西に6店舗を構える。
熊谷さんと同郷の齊藤さんは、弟であり息子のような存在。出会った当初は若者だった彼も、今や世界レベルの仕事人に。すごい才能を持っているのに偉そうにしないところや、どんな場面でも畏縮しない大物ぶりに、熊谷さん曰く「面白いヤツだ」。

関澤ヒデさん(サーフボードビルダー)
~海とサーフィンをこよなく愛し、誰からも愛される男~


横須賀を拠点に、全工程をすべてひとりで、手作業で行うサーフボードビルダー。発注者と一緒に波に乗り、対話を重ねながら「ともに作る」ことを重視したモノ作りにファンは多い。
サーフボードを修理してもらったのがきっかけで知り合った関澤さん。独自の世界を持っているが、それを強く主張しない。ビルダーとしての腕はもちろん、熊谷さんが「広く澄んだ海のような」と語る人間性も魅力的。

(左から)
西本智晃さん(FACT 取締役)鎌田裕次郎さん(FACT 代表取締役)鳥井隆俊さん(FACT 建築士)
~感覚で通じ合える、葉山のクリエイター集団~


葉山を拠点に活動する、建築デザイン・設計事務所。神奈川、東京を中心に、数多くの商業施設や個人住宅を手掛けている。前出の齊藤さんが植栽を手掛けた東京・白金台のビオトープも、彼らが施工を行った。
熊谷さんの自宅の施工を担当し、今なお増改築を繰り返す“進化中”の熊谷邸においても、デザイン・施工のすべてを請け負っている。感覚的な発注に対しても、その意図をくみ取り、カタチにする。知識と技術と感性を兼ね備えた、熊谷さんが絶対的な信頼を置くクリエイティブ集団だ。
 
カッコいいオッサンは、なぜか友達もカッコいい。
「安心して心を許せる友人がいるって、すごく幸せでありがたいこと。」という熊谷さん。年齢やバックグラウンドは関係ない。一緒にいて心地よく、リスペクトできる仲間を大切にしたいものである。
 
<プロフィール>

くまがいたかし
1970年生まれ。渡仏し、’94年スタイリストとして活動開始。’98年以降はフォトグラファーとしても活躍。数々の人気ショップやブランドのディレクションを手掛け、東京・駒沢ではパーソナルショップ、ウィンダンシーを運営。また、2015年末にはファッションやクラフトなど自身の好きなモノだけを集めたCPCMをオープンさせて話題を集めている。グリーンライフにも造詣が深く、趣味はサーフィン。
熊谷隆志=写真・スタイリング
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