2021.01.22
HEALTH

プロがオススメ! 筋膜リリースに最適な3つの黄金グッズ

肩や首の凝り、腰痛といった体の不調を改善するための有効手段として注目を集めている「筋膜リリース」。

一定時間、体の気になる箇所に圧をかけることで、硬くなった筋膜をリリース(=ほぐす)するのが目的だ。

最近ではいろんな道具が次々登場し、セレクトに迷っている人は多いだろう。

そこで、鍼灸師の滝澤幸一先生に、道具選びのポイントとおすすめのアイテム3つを教えてもらった。

話を聞いたのはこの人!

滝澤幸一●鍼灸院「ソル・エ・マーレ」院長。鍼灸と筋膜リリースを組み合わせた独自の手技に定評がある。スカッシュ日本代表トレーナー、日本オリンピック協会強化スタッフなどを務めた経験を持つ。『痛みとコリがラクになる1日1分筋膜リリース』(マイナビ)など著書も多数。

ビギナーは柔らかめのフォームローラーを

©︎Happycity21/iStock

筋膜リリースの道具にも、円筒型や球状のモノ、さらには電動式まで実に多くの種類がある。果たしてどれを選ぶのがベストなのか。

「目的に合わせて選んでください。全身で使いたい場合は、円筒型のローラーにしましょう。肩、首、腰、お尻の深部をピンポイントでやりたければ、テニスボールなどの球状で十分です」。

電動式は、筋膜に刺激を与えすぎてしまうため、あまりオススメしないという。ちなみに、ストレッチ用のポールが家にある人はそれでもOK。

「ローラーは、サイズと硬さを基準に選びます。長さは30cm前後のモノ、直径は体の大きさに合わせてください。目安として、身長が180cm以下の人は直径10cm前後、それ以上の人は直径15cm前後がいいでしょう。

硬さは最も重要です。運動不足の人は体が硬くなっているので、柔らかいフォームローラーがベスト。日頃から運動とストレッチを行っている人は、少し硬めのモノにして、適度に筋膜に刺激を与えてください」。

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表面は平らに近いモノがベスト

フォームローラーは、製品によって表面の凹凸にバラツキがある。選ぶときは、この凹凸の差にも注意したほうがいいらしい。

「凹凸の差が大きいほど、ツボ押しのように強い刺激を与えることになり、かえって筋膜を傷つけてしまうリスクが高まります。ですので、平らに近いモノを選びましょう」。

筋膜リリースは、点で“プッシュ”するのではなく、できるだけ平らな圧で“プレス”してあげることがポイント。ツボ押しのような強い刺激は、そのときは気持ちよく感じられるものの、腱紡錘や筋紡錘にスイッチが入ってしまい、つまるところ筋膜が硬くなってしまうのだ。

「あと、耐久性については、製品による大きな違いはありません。どうしても気になる人は、ウレタン製を選んでください。毎日使っていれば、大抵のモノは約2年ほどでヘタってきます」。

さて、選び方のポイントがわかったところで、次は滝澤先生が太鼓判を押す3つのアイテムを紹介する。

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①日本人の体形に適したフォームローラー

「1分でほぐれる! 天使の筋膜リリースローラー BOOK」直径10cm×H28cm 2180円/宝島社 03-3239-1926

滝澤先生が、満を持して今年1月に発売したのがこちらのフォームローラー。

「私が理想とするフォームローラーが完成しました。ビギナー向けのモノで、直径は10cm、素材はクッション性のあるEVAを使っています。

表面の凹凸を平らに近づけることによって、広い面で体にアプローチできるようにしました。本もセットで付いているので、やり方を確認しながら、全身の気になる箇所に使ってみてください」。

 

②ピンポイントで筋膜をほぐすならコレ!

「マッサージボール MB1」直径6.5cm 2300円/トリガーポイント・パフォーマンスセラピー(ミューラージャパン 045-651-7800)

肩、首、腰、尻を集中してリリースしたい場合は、球状のモノがいいという。

「筋膜リリースのグッズと聞いて真っ先に思い浮かんだのが、トリガーポイント社のアイテムです。マッサージボールは3種類あり、このMB1がもっとも柔らかく、かつサイズも小さいので、多くの人に使ってもらいやすいでしょう。

筋膜をほぐす場合は、ボールを壁に当て、そこに体を乗せて行うのですが、表面のストライプ構造が滑りを防止してくれます」。

 

③ストレッチも一緒にやりたい人へ

「ケアポール NT7991」直径15cm×H98cm 7000円/NISHI(ニシ・スポーツ 03-6369-9024)

滝澤先生がもうひとつ薦めるのは、ストレッチ道具としても活躍するシロモノだ。

「フォームローラーに比べると、約3倍ほどの長さがありますが、その分バランストレーニングやコンディショニングトレーニングにも対応してくれます。

筋膜リリースは、フォームローラーと同じ方法で使ってください。少し硬めで、直径も15cmあるので、普段から運動に励んでいる人に最適です」。

 

筋膜リリースを効果的に行うには、まずは自分の体に合ったモノを選ぶことが肝要。ここで紹介したアイテムを参考にして、日々のコンディショングを整えていこう。

# 筋膜リリース
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