表面は平らに近いモノがベスト
フォームローラーは、製品によって表面の凹凸にバラツキがある。選ぶときは、この凹凸の差にも注意したほうがいいらしい。
「凹凸の差が大きいほど、ツボ押しのように強い刺激を与えることになり、かえって筋膜を傷つけてしまうリスクが高まります。ですので、平らに近いモノを選びましょう」。
筋膜リリースは、点で“プッシュ”するのではなく、できるだけ平らな圧で“プレス”してあげることがポイント。ツボ押しのような強い刺激は、そのときは気持ちよく感じられるものの、腱紡錘や筋紡錘にスイッチが入ってしまい、つまるところ筋膜が硬くなってしまうのだ。
「あと、耐久性については、製品による大きな違いはありません。どうしても気になる人は、ウレタン製を選んでください。毎日使っていれば、大抵のモノは約2年ほどでヘタってきます」。
さて、選び方のポイントがわかったところで、次は滝澤先生が太鼓判を押す3つのアイテムを紹介する。
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