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2020.03.14

からだ

良き相棒となるランニングシューズ選びのコツ&購入後の基礎知識

STAY YOUNG総合研究所とは?
運動不足や不摂生でだらしなくたるんだカラダが気になる今日この頃。ふと周囲を見渡せば、悲しい現実を受け入れられずにうつむいている僕らを横目に何とも楽しそうに走っている大人たちの姿が目に入る。
「よし、そろそろオレも!」そう決意したなら、まずアナタは良き相棒となるランニングシューズと出会うべきだ。その理想の選択を検証しよう。
 

ハイシーズン到来!今こそ、走り出そう!
ランニングシューズ論 2020

ランニングシューズ「ナイキ ズーム ペガサス ターボ2」
現代マラソン界を席巻している「ナイキ ズーム ヴェイパー フライ 4%」に搭載されたミッドソール素材、ズームX フォームを搭載する話題の厚底モデルをアップデートした 「ナイキ ズーム ペガサス ターボ2」。世界のランナーたちも驚いた反発力が味わえる。アッパーは鳥の羽のように軽い伸縮ニットアッパー素材製。1万8000円/ナイキ 0120-6453-77
温かくなってきたら無性に走りたくて仕方がない。何より夏には東京五輪も控えている。心の中にそんな“走りたい熱”がふつふつと湧いている読者も少なくないはず。
では、そもそもなぜ走るのか? 運動不足の解消、健康のため、仲間とレースに出るから、と人それぞれさまざまな理由があるだろう。
ただ間違いなく言えるのは、走ることは単純に気持ちがイイということ。それに走ることを習慣にすれば、カラダが引き締まったり、気持ちも前向きになるなど、ステイヤングにもつながる多くの恩恵にあやかれるのだ。
実は走りたいと思っているのはアナタだけじゃない。近年、世間的にもランニングブームが再燃の兆しを見せている。公益財団法人の笹川スポーツ財団の最新の調査によると、2018年に18歳以上の日本の人口における年1回以上のジョギング・ランニング実施率は男女全体で9.3%。推計実施人口は964万人にも及ぶ。 ’07年にスタートした東京マラソンを契機にランニングブームの盛り上がりを見せたのが’12年。同年の9.7%をピークにその後若干の減少傾向にあったものの、’16年から再び増加傾向にある。また2018年を男女別にみると男性の割合が多く、1998年との比較でもその著しい増加が見て取れる。
そんなランニング熱の高まりとともに、目覚ましい進化を続けているのがランニングシューズだ。かつては走る際に足を保護することが主な目的だったが、テクノロジーの進化によって今では選手のパフォーマンスを高め、驚異的な記録を生み出す原動力となっている。そしてデザイン面の進化もランナーたちのモチベーションアップに寄与しているのだ。
つまり、アナタがどんなモデルを選ぶかで、ランニングライフの幸福度が確実に変わる。三日坊主で終わるか、それとも習慣に変わるか、シューズ選びはそれを決定づける最重要ファクターともいえる。
既に趣味で走っている人はもちろん、イマイチ走る決心がつかない人もぜひご一考あれ。幸せなランニングライフへと導いてくれる運命の一足がアナタを待っている。


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