「看板娘という名の愉悦」とは……東京の桜が満開だ。
都電荒川線の面影橋駅。神田川沿いでは例年のような花見はできないものの、絶好のアングルを狙って写真を撮る人々の姿が見られる。
太田道灌の逸話にある山吹の里の地とされる「面影橋」。ここから徒歩6分で、ザリガニ専門店「蝦道(しゃどう)」に到着した。のんびり歩けば高田馬場駅からもアクセスできる。
そう、ザリガニを食べるのだ。道行く人は看板を見て「え、ザリガニ?」「美味しいらしいよ」などの声。
店内には看板娘の姿。看板娘とはいえ、彼女はこの店の共同オーナー。中国はハルビンの出身だ。
ドリンクメニューを拝見。青島ビールはよく目にするが、ハルビンビールは珍しい。それをいただきましょう。
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