2021.10.02
FOOD&DRINK

【キャンプに持っていくワイン】常温可、飲み方自由を条件にソムリエが厳選!

「キャンプ通ソムリエたちが選ぶ激旨ワイン」とは……

前回に引き続き、キャンプで役立つ常温で美味しい白ワインを厳選。今回の予算は約4000円。ただの白ワインでは片付けられない、個性豊かな面々がラインナップした!

教えてくれたワイン通たち

南雲昌高さん
ポルトガルワイン専門の輸入、卸、小売業を営む「72シーズンズ」代表取締役。自社畑でワインに合う野菜を育てる野菜ソムリエプロの一面も。群馬県嬬恋村で「百年小屋キャンプ場」も経営。
木水晶子さん
清澄白河フジマル醸造所」醸造長。東京江東区にあるワイナリーで、契約農家のぶどうの個性を大切にしたワインづくりを行う。愛車の95年式パジェロミニ(通称パー子)と最低限の装備で素朴なキャンプを楽しむ。
堀澤和弘さん
フランスでのワイナリー従事などを経て、「ムーラ」にて輸入、販売、営業を担当するバイヤー兼マルチソムリエ。夏でも冬でも時間があればリュックひとつでソロキャンへ。

 

「ポルトガルのマデイラは冬キャンにも最適です」(南雲さん推薦)

マデイラ ヴェルデーリョ5年/ブランディーズ」(ヴェルデーリョ)3960円/ ポントヴィーニョ www.pontovinho.jp/

南雲さんが太鼓判を押すのがフォーティファイドワインと呼ばれる酒精強化ワイン。醸造中にアルコールを添加することで、味にコクを出すと同時に、保存性を高めたものだ。

「マデイラワインは醸造所の室温や樽内の平均温度が30度以上という状況で熟成されるため、常温で飲むと深みと酸味がより感じられ美味しいのです。 抜栓後にワインの温度が上がっても味がブレずに長持ちします」。

ローストナッツやキャラメルのような香ばしい味わいは、燻製料理にもぴったり!

「飲み頃の自由度が高いのも魅力です。ワインではありますが、ロックにしても最高。寒くなるこれからの季節は、ホットカクテルやコーヒーに垂らすと、体の内側からポカポカに。このマデイラは中辛口ですが、甘口のマデイラもおすすめですよ」。

 

「フレーバードワインは温めてもまた美味しい!」(木水さん推薦)

A.A.バーデンホースト カペリティフ」(シュナンブラン、ボタニカル)4160円/ワインショップフジマル www.wineshopfujimaru.com/

こちらは白ワインに香草やスパイスを配合して作られるベルモットと呼ばれるもの。薬草、フルーツ、カルダモンやクローブなどのスパイス、カモミールやミントなどのハーブ等、35種類もの植物を漬け込んで造られている。

「南アフリカの西ケープ州にしか自生していないフィンボスと呼ばれるハーブも含まれていて、甘さのなかに複雑な風味を感じるはず」。

17.5%のアルコール度数を感じさせないサラッとした飲み口で女性にも人気が高いそう。

「冷やして食前酒やソーダ割にするのも良いし、常温ももちろん美味しい。少量のミネラルウォーターで割り、温めて飲んでも香りが際立ち格別です。マルチな楽しみ方ができるのもお気に入りの理由。肌寒い季節に焚き火の前で飲むこのカペリティフ、最高ですよ!」

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「赤のニュアンスを持つ秋キャンプの相棒」(堀澤さん推薦)

オレンジ2020/ボデガ・クエヴァ」(タルダナ、マカベオ)3740円/ザ ワインショップ トウキョウ https://thewineshop.tokyo/

無農薬有機栽培にこだわって育てたぶどうを使い、野生酵母で自然醸造したビオワイン。夕陽を思わせるような鮮やかなオレンジが印象的だ。

「ミントやローズマリー、ハッカのようなハーブ香に、ぶどうの味わいが入り混じったフレッシュ&フルーティな味わいです。

白ぶどうを使い、赤ワインと同じ製法で作られたオレンジワインは、赤ワインのニュアンスを持っているからこそ、少し高めの温度でも楽しめますよ」。

予算4000円となれば、ほかとはちょっと違う製法の白ワインが楽しめる。どのワインもこだわりたっぷりなので、話のタネに持っていくのも大アリだ!

「キャンプ通ソムリエたちが選ぶ激旨ワイン」
アウトドアで飲む酒は最高!……だけど、キャンプ用のワインはちょっと扱いが定まらない。そこで、ワインを知り尽くしたキャンプ好きのソムリエたちに、“キャンプに持っていくワイン”をアンケート。どのワインもネット購入が可能だ!
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※商品によっては完売の可能性もあります。

林田順子=文
# キャンプワイン# キャンプ通ソムリエ# 予算4000円白ワイン# 白ワイン
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