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2021.01.07

たべる

代田橋のコーヒースタンドで、看板娘から「那須の音楽シーンが熱い」と聞いた

「看板娘という名の愉悦」とは……
明けましたね。新年一発目はコーヒーにハマってお店を出した看板娘です。
代田橋の沖縄バル「酒里城」を取材したのは2年半ほど前。そこにショベルカーが突っ込んだという話をオーナーから聞いた。隣の建物の解体工事中にダンプカーから滑り落ちたらしい。
あらあら……。
店舗の修繕を経て無事に再オープンしたが、同時に「日中は特別なコーヒーとスパイスカレーを出す別形態の店になる」「コーヒー泡盛が最高に美味い」という情報も得た。
行かざるを得ない。
駅前は相変わらず昭和感漂う雰囲気。
甲州街道の歩道橋を渡って“沖縄タウン”に入る。歩くこと数分で目指す「コーヒーショップ ホープ(Coffeeshop HOPE)」に着いた。
「Coffeeshop HOPE」
夜は沖縄バル、11時〜16時はコーヒーショップ。
こちらの看板が目印。
訪れたのは14時。店内を覗くと看板娘と常連客らしき女性の姿が見えた。
新たな昼飲みスポットに認定したい。
カウンター席に座り、メニューを拝見。
よし、お目当ての「コーヒー泡盛」(600円)がある。
さっそく注文すると、看板娘いわく「かしこまりました。コーヒー豆は泡盛に合わせやすい『ブラジル』にしますね」。
泡盛は「瑞泉」。沖縄の首里城・瑞泉門のほとりに沸く泉の名にちなんで名付けられたものだ。
豆は世界水準を誇る蔵前の「LEAVES COFFEE ROASTERS」から仕入れている。
もともとコーヒーは好きだったが、専門店を始めるに当たって仕入れ先を検討する。
さまざまな焙煎所の豆を試飲した結果、「こんなコーヒー飲んだことない」と感動した「リーブス コーヒー ロースターズ(LEAVES COFFEE ROASTERS)」に決めた。
アーモンドチョコレート、ヘーゼルナッツ、ここに泡盛が加わる。
「焙煎士の方が本当に素晴らしくて、私の師匠です」と言っていた。


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