夏のビールは美味すぎる。ビール腹も気になるけど、それでも飲みたいこの気持ちはどうすればいいのか……。悶々とした夜を過ごすビール好きたちの間で、健康効果を期待できる“あるビール”が話題となっている。
それが「レストラン 1899 お茶の水」で提供されている人気商品「抹茶ビール」だが、今回、製法特許も取得済みのレシピが公開され、改めて注目が集まっているのだ。
血糖値や寝付きの悪さも改善? 抹茶の健康効果
日本茶インストラクターの資格を持つ専門家、通称“茶バリエ”の坂上克仁(さかうえ・かつひと)さんは、抹茶ビールの魅力についてこう語る。
「抹茶ビールは抹茶本来のうまみを味わえるだけでなく、ポリフェノールの一種であるカテキン類やリラックス効果が期待されるテアニン、ビタミンCなど、お茶の栄養素が丸ごと摂れるんです。普通のビールを飲むよりも断然ヘルシーで罪悪感がなく、身体にも優しいですよ」。
カテキン類は抗酸化作用や血糖値の上昇を抑える作用が期待でき、ビタミンCは皮膚の健康維持を助けてくれる。テアニンはリラックス効果のほか、自律神経を整えてくれるので冷え性や寝付きの悪さの改善にも役立つようだ。また、抹茶に含まれるカフェインは認知症の予防にも効果的だという。
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