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2020.06.06

たべる

女性の好みは美女に聞け。眞鍋かをりが惚れた3000円以下のコスパワイン

「絶対に家飲みすべき安旨ワイン」とは…… 
美女にはワインがよく似合う。
ワイン好きで知られ、昨年ワインエキスパートの資格も取得したタレントの眞鍋かをりさん。実は、難関とされるチーズのソムリエ「C.P.Aチーズプロフェッショナル」の資格まで有する本物のスペシャリストだ。
そんな才色兼備の眞鍋さんが愛飲するデイリーワインとは、いったいどんな美酒なのだろう。男たるもの、女性の好みには敏感でありたい。家飲みの時間も増えた今、美味しいワインを用意してパートナーと一緒に楽しもうじゃないか。

話を聞いたのは……

眞鍋かをり●横浜国立大学卒業。大学在学中からタレント活動を始める。バラエティだけでなく、報道番組のコメンテーターやCM、果ては執筆などマルチに活躍。趣味は一人旅、チーズ、ワイン。JSAワインエキスパートの資格を保有。

①アンデス山麓で育てられた伝統品種

パソ・ア・パソ トロンテス」●ヴィンテージ:2018年、ブドウ品種:トロンテス、産地:アルゼンチン、市場価格:1700円前後
「家では子供が寝てから飲むことが多いので、寝る前に1、2杯でも高い満足度を得られる、華やか系の白ワインを好んで飲んでいます」。
そんな眞鍋さんの今回のワインリストはすべて白。最初に挙げたのは、最近ハマっているというトロンテスだ。現在もアルゼンチンのみで栽培されている白ブドウの品種である。
「白桃を思わせる華やかな香りがとてもフルーティで、酸と苦味のバランスも素晴らしいんです。口当たりが滑らかで飲みやすく、女性にも人気があるワインですね!」。
産地は標高が高く、昼夜の気温差によってブドウは色濃く完熟。アンデス山脈の風でうまい具合に乾燥するので、1年を通して病害虫や腐敗の心配がない。自然と農薬を使う頻度が減る、オーガニックでナチュラルなワインを造るのに適した環境なのだ。
そんな自然の恩恵が詰まったワインに合わせる料理はというと……
「夏らしいハーブの利いたお料理や、魚介の旨味がしっかり感じられるものによく合います。チーズなら白カビ系と合わせてほしいですね」。
チーズプロフェッショナルの言葉だけに、説得力が違う。ワインとチーズのマリアージュも日々、独自に研究しているそうだ。
ちなみに「パソ・ア・パソ」は、スペイン語で“一歩一歩”という意味。人生同様、ブドウのクオリティも一歩ずつ着実に前進していきたいという願いが込められているのだとか。まさに、着実にスキルアップを重ねて前進する、眞鍋さんにピッタリな1本である。


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