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2020.01.02

たべる

阿佐ヶ谷の昼酒場「うろこ」。看板娘が勧める「どぶビール」に目からウロコが落ちた

看板娘という名の愉悦 Vol.98
好きな酒を置いている。食事がことごとく美味しい。雰囲気が良くて落ち着く。行きつけの飲み屋を決める理由はさまざま。しかし、なかには店で働く「看板娘」目当てに通い詰めるパターンもある。もともと、当連載は酒を通して人を探求するドキュメンタリー。店主のセンスも色濃く反映される「看板娘」は、探求対象としてピッタリかもしれない。
予定のない休日の午後は、美味しい料理をツマミに美味しいお酒を飲みたくなるもの。しかし、そんな都合のいい店は……あるんです。
阿佐ヶ谷駅前
阿佐ヶ谷駅前の「謹賀新年」。
駅南口から徒歩3分。目指す「酒女 うろこ」に到着した。
外観
酒女と書いて「あま」と読む。
昨年11月にオープンしたばかりで、メディアは初掲載だという。営業時間は、なんと14時から21時。昼飲み派にとっては非常に嬉しい。
内観
カウンターの中には看板娘の姿。
訪れたのは開店直後の14時過ぎだが、すでにお客さんが入っている。
メニュー
さっそく、ドリンクメニューを拝見。
味のある筆文字メニューだ。これが活字だったら風情はずいぶん変わってくる。かなりこだわりのラインナップだが、気になるお酒を発見。「どぶビール」(680円)って何ですか?
看板娘によれば、「奈良で300年の歴史を持つ久保本家酒造のどぶろくをハートランドで割ったもの。度数は高いけど飲みやすくて美味しいんですよ」。いただきましょう。


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