看板娘という名の愉悦 Vol.66
好きな酒を置いている。食事がことごとく美味しい。雰囲気が良くて落ち着く。行きつけの飲み屋を決める理由はさまざま。しかし、なかには店で働く「看板娘」目当てに通い詰めるパターンもある。もともと、当連載は酒を通して人を探求するドキュメンタリー。店主のセンスも色濃く反映される「看板娘」は、探求対象としてピッタリかもしれない。
池袋のラーメン店でレースクイーンが働いているという情報を得た。RQ(ラーメンクイーン)の看板娘。ぜひ、お会いしたい。
西口から徒歩10分弱で目指す「中華そば 六感堂」に到着。
店頭では看板娘が開店準備をしていた。
ラーメンのメニューを見ると「白」と「黒」が二大巨頭のようだ。
迷った末に「トリプルスープを使用した懐かしい味わい」とある「白」の特製(980円)、手もみ麺を選ぶ。
この店は東口にある「麺屋 六感堂」の2号店で、今年3月末にオープンしたばかりだという。
お酒はクラシックラガー(小瓶)、角ハイボール、レモンサワー、ウーロンハイの4種類。ラーメンならビールでしょうということで、クラシックラガー(430円)を注文した。
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