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2018.11.15

たべる

高円寺のイタリアン居酒屋で、看板娘のお酒がもみじ色に染まった

看板娘という名の愉悦 Vol.40
好きな酒を置いている。食事がことごとく美味しい。雰囲気が良くて落ち着く。行きつけの飲み屋を決める理由はさまざま。しかし、なかには店で働く「看板娘」目当てに通い詰めるパターンもある。もともと、当連載は酒を通して人を探求するドキュメンタリー。店主のセンスも色濃く反映される「看板娘」は、探求対象としてピッタリかもしれない。
サブカル、ほろ酔い、音楽の街。高円寺には美味しいグルメも多いが、その中に「高円寺最強パスタ」を誇る店がある。
北口を出て左、中通り商店街へ。
店名は「Andiamo all’ Uscita(アンディアーモ・アッラ・ウシータ)」。イタリア語で「出口へ行こう」という意味だ。
駅から徒歩1分、こちらの2階。
「やばい、ギリギリだ」と言いながら店の前に自転車を停める女性。盗撮風になったが、彼女が今回の看板娘である。
何といっても気になるのはラーメン界では有名な製麺所、浅草開化楼の「低加水パスタフレスカ」を使用するパスタ。
ダシをよく吸い、ソースとの絡みもよい。
入り口にはイタリアンぽくない麺箱も。
このビルは元ファミリーマートで、2階のイートインスペースをスケルトンにして開業したそうだ。
カウンターとテーブルで約30席。
イタリアンならワインかと思いきや、看板娘は「オススメのお酒がありますよ」。それをいただこう。
さっそく作り出す。


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