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2018.10.06

たべる

念願の中華鍋を豪快に振り回して作る「ラーメン屋のチャーシューチャーハン」

本誌看板モデルのマーシーこと三浦理志さんは、仕事のかたわら“サーフ&ノーフ”の生活を実践中。隙間を見つけては波乗りを楽しみ、数年前からは、通称「三浦農園」で収穫した野菜を使ってキッチンで腕を振るっている。そんな彼のリアルなライフスタイルから生まれたレシピを、ここに紹介しよう。
先日、念願の中華鍋&中華お玉を手に入れました。目的? そりゃ〜もちろん、ウマいチャーハンを作るために決まってます!
というわけで、改めてチャーハン道を極めるべくラーメン屋を営む地元の先輩に弟子入りし、極意をしっかり盗んで……いや修業してきました。で、完成したのが、今回紹介する「ラーメン屋のチャーシューチャーハン」!
最大のこだわりにして味のポイントとなるのは、炒める際に使う焦がしネギ油。コレがやめられない止まらない、サッパリでいて奥深い味わいの決め手となります。
「ミウラメシ」を最初から読む
チャーハンには筋力も必要だぜ!
具材の主役は、ラーメン屋のチャーハンといえば……もちろんチャーシュー。時間はちょっとかかるけど、肉と調味料を一気に鍋に入れて煮込むだけだし、出来合いのものより自分で作った出来たてを使ったほうが、もう断然ウマいので、ぜひお試しを!
 
【今回のメニュー】
ラーメン屋のチャーシューチャーハン

【材料】※1人前
【チャーシュー(作りやすい分量)】
豚バラブロック 500g
長ネギの青い部分 1本分
生姜の薄切り 2枚
水 300cc
酒 150cc
醤油 50cc
みりん 50cc
砂糖 30g
【A/焦がしネギ油(作りやすい分量)】
長ネギの青い部分 1本分
サラダ油 200cc
【B/合わせ調味料(作りやすい分量)】
塩 大さじ1
砂糖 小さじ1
白コショウ 小さじ1
黒コショウ 少々
【チャーハン(1人前)】
硬めに炊いたご飯 200g
チャーシュー 50g
かまぼこ 1切れ
卵 1個
小ネギの小口切り 1つかみ分
焦がしネギ油(A) 大さじ2
合わせ調味料(B) 小さじ1
オイスターソース 小さじ1/2
チャーシューの煮汁 小さじ1/2
紅生姜 適量
中華鍋を豪快に振り回し、お玉をカンカンカーン! ずっとコレがやりたかった!!
【作り方】
◆1
【チャーシュー】を作る。材料をすべて鍋に入れ、落とし蓋をして弱火で1時間煮込む。まんべんなく味が染み込むように、途中で肉をひっくり返す。1時間煮込み終わったら煮汁を取り分けておく。
チャーシューの落とし蓋は、こんなふうにアルミホイルに穴を開けて使えばOK。
チャーシューは途中でひっくり返して味をまんべんなく染み込ませるべし。煮汁はチャーハンの旨味アップにもひと役買うのだ!
◆2
【焦がしネギ油】を作る。長ネギの青い部分を小口切りにし、低温のサラダ油でじっくり揚げる。20分ほどして長ネギがキツネ色になったら、キッチンペーパーなどで濾す。
焦がしネギ油は野菜炒めなんかにも使える万能調味料。使うのは油のみですが、ネギもウマいのでチャーハンの付け合わせにしても!
◆3
【合わせ調味料】の材料をよく混ぜ合わせておく。
◆4
1のチャーシュー50gを2cm角に切る。かまぼこは5mm角に切る。卵は軽く溶いておく。
炒め始める前に、フライパンに同時投入するご飯と具材を茶碗にセットしておくと、スムーズっす。
残ったチャーシューをスライスして皿に盛り、白髪ネギを添えれば、立派なツマミに。
◆5
フライパンを強火でしっかり温め、2の焦がしネギ油を入れて馴染ませたら、いったん濡れた布巾の上に置いて少し冷ます。
◆6
5のフライパンを再び強火にかけ、溶き卵を入れる。卵が油で泳いでいる状態のところに、硬めに炊いたご飯、チャーシュー、かまぼこを同時に投入して一気に混ぜ、フライパンいっぱいに広げてお玉などで押しながら炒める。

ちなみに、ご飯は少量のサラダ油を垂らして固めに炊くとパラパラになって炒めやすいっす。
◆7
ご飯と卵、具材が混ざったら、3の合わせ調味料、オイスターソースを加えてさらに炒める。

◆8
鍋肌に1のチャーシューの煮汁(小さじ1/2)を入れて混ぜる。火を止めて小ネギを加え、全体をサッと混ぜ合わせたら器によそう。お好みで紅生姜を添えて召し上がれ。

 
[三浦理志 プロフィール]
オーシャンズモデル。愛称はマーシー。仕事のかたわら“サーフ&ノーフ”の生活を実践中。隙間を見つけては波乗りを楽しみ、数年前からは、通称「三浦農園」で収穫した野菜を使ってキッチンで腕を振るっている。

三浦理志=料理 渡辺修身=写真 中里真理子=スタイリング 嶋田裕子=編集


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