2021.02.06
FASHION

今買えるリーバイスのGジャン主要5型で歴史をおさらい。1stには実は“前”がある⁉︎

「リーバイス白書」とは……

Gジャン熱が再燃している(コレが証拠!)が、当然、リーバイスを抜きにGジャンは語れない。

では、リーバイスの店舗では今、どんなラインナップが並んでいるのか。

ってことで、リーバイスのプレスルームを突撃。大人にオススメな今季注目のGジャンを5型ピックアップ。歴史や品番など、マメ知識とともに魅力に迫る。

 

①通称「ファースト」。元祖といわれるGジャン

「501」の誕生からおおよそ半世紀後、今なおリーバイスアウターの“顔”として君臨するシンボリックなアイテムが登場する。デニムジャケットの礎となったトラッカージャケット「TYPE1」、俗に言う“ファースト”である。

「TYPE1」3万8500円/リーバイス ビンテージ クロージング(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)

36年に誕生した同作は、その屈強さで広く労働者たちに親しまれ、ユニフォームのごとく着られるようになる。

前立てのプリーツ、ひとつだけ設えたフラップポケット、むき出しになった銅製リベットやフィッティングを調整するシンチバックが特徴的で、背面に入れた2本のプリーツが程よいゆとりを生み、体をしっかりと包み込んでくれる。

こちらは、そんな当時の面影を色濃く落とし込んだリーバイス ビンテージ クロージングの現行モデル。レギュラーフィットのフォルムは、春コートのインナーとしてはもちろん、カーディガン感覚でサラッと羽織ることもできる。

 

②通称「サード」。実はレアな557が進化した

「TYPE3」3万8500円/リーバイス ビンテージ クロージング(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)

Gジャンといえば、このカタチを思い浮かべる人も多い「TYPE3」、通称“サード”。

その品番「557」は生産期間が短く古着市場でも球数が少ないことで知られ、当時は泣きを見た人も多かったはずだ。それが今季再登板すると聞けば黙ってはいられない。

こちらは、ライトオンスの557XX。赤タグの“ビッグE”やイエローステッチなど、古着を掘った経験のある者にとっては概ね納得の再現度。育て甲斐のある一着は、泣き寝入りするしかなったあの頃の記憶を十分に癒やしてくれるはずだ。

とまあ、過去の記憶を呼び起こす嬉しさを味わえるとはいえ、古着特有の野暮ったさを感じさせない現代的フィットに仕上げられているところが同作のポイント。大人になった今手に取っても、十分普段の着こなしに馴染んでくれる。

 

③通称「セカンド」ももちろんありますよ!

「TYPE2」3万8500円/リーバイス ビンテージ クロージング(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)

第二次世界大戦が終結し、アメリカ経済が活況に沸いた1950年代。リーバイスもまた、戦時下の規制から解放され、勢いそのままにGジャンのモデルチェンジを図ったタイミングでもある。

そこで誕生したのが、ロットナンバー「507」の「TYPE2」、通称“セカンド”だ。

今季はその“セカンド”モデルが豊作の様子で、例えばこの507XX。“ファースト”由来の前立てのプリーツもしっかり踏襲しながら、シンメトリーなポケット配置や、“ファースト”からボタン&両サイドへ変更したアジャスタブル機能など、特有の意匠も散見される。

各所に遺伝子の名残を感じさせつつ、ショルダーを程よく落としたオーバーサイズシルエットや、サステイナブルな生地を使用するなど、単なる懐古主義では終わらせないところも流石。

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④「ファースト」よりも“前”のGジャンも発見!

「トリプルプリーツブラウス」3万8500円/リーバイス ビンテージ クロージング(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)

こちらは、1880年に登場したリーバイスの元祖デニムジャケットを再現したモデル。

無駄を削ぎ落としたシンプルな姿や、うっすら白い部分が浮き上がった色ムラのあるスラブ調の生地感はどこか懐かしさを覚える。

それでいて、Gジャンでありながらまるでシャツのような軽やかな着心地。たっぷりとった身幅やアームの太さもどこかモダンな印象を受ける。クタッとした生地感は、アウターとしてもインナーとしても存分に活躍してくれそうだ。

 

⑤“青タブのリーバイス”の「セカンド」にも注目!

「TYPE2」2万5000円/リーバイス メイドアンドクラフテッド(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)

リーバイスの歴史を支えてきたのは、紛れもなくそれを作り続けてきた職人たちである。そのクラフツマンシップに敬意を表し、優れた技術とこだわりの素材を余すことなく駆使して仕上げたラインが「リーバイス メイドアンドクラフテッド」、通称「青タブのリーバイス」だ。

そのプレミアムラインの注目株もまた、ベースは“セカンド”である。

MADE IN JAPANというのもポイント。

シンメトリーなポケットや前立てのプリーツなど、“セカンド”を元にした佇まいながら、身頃に適度なゆとりを持たせ、着丈をやや長めに設定した現代的フィット。自然な色落ち具合やダメージは、長く古着と触れ合ってきた本物を知る大人たちの琴線に触れる。

ポケット口にさりげなく刺繍したモチーフもまたアクセントにいいね。

 

今季も豊富にラインナップするリーバイスのGジャン。今の着こなしにハマるだけでなく、当時のテンションも思い出させてくれるのがまたたまらない。今年の春も、守備範囲の広いGジャンにあやかろうじゃないの。

・【「リーバイス レッド」現物をチェックしてみた】はコチラ
・【リーバイス505には“母”がいた!「551Z」が復活】はコチラ

リーバイス原宿 フラッグシップストア
住所:東京都渋谷区神宮前6-16-12
電話: 03-5456-9657
営業:12:00〜20:00(金、土曜は21:00まで)
www.levi.jp/home  

「リーバイス白書」とは……
どんなに時代が変わっても、オレたちのリーバイス愛は変わらない。でも、知識のほうは現代版にアップデート済だろうか? リーバイスを直接訪ねて理解った、リーバイスの2021年最新事情。
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佐藤 裕=写真 菊地 亮=取材・文

# リーバイス# Gジャン# デニム
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