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2021.01.28

ファッション

はき続けて20年!? ファッションのプロたちが偏愛する3つのスニーカー

どんな時代でも、ファッションは偏愛してこそ面白い!
そこでファッションのプロたちが長年にわたり使い続けているスニーカーを調査。その熱い思いをご覧あれ。
 

スポーティなスタイルにこいつで一本筋を通す

使い続けて20年!? ファッションのプロたちが長年にわたり偏愛するスニーカーとは
愛用し続けて約20年!
ノンネイティブ・藤井隆行さん Age 44 と
「エルメス」のターボ
「モノを買うにあたり、未来までは想像しないし執着もしません」と藤井さん。常にフラットな目線を持ち続けているからこそ、ノンネイティブはいまだ東京ブランドの旗手として確固たる存在感を示し続けているのだろう。
となれば、2000年初頭に購入し今も手元に置く一足にがぜん興味が湧くというもの。
スニーカー/エルメス、ジャケット、パンツ/ともにノンネイティブ
「これを手に入れたときは、スニーカーやレッド・ウィングといった“シューズ狂想曲”もひと通り終焉を迎えていました。
ちょうどストリートウェアにラグジュアリーなアイテムをミックスするスタイルが確立してきた時代でしたね。当時、新たな靴を模索する中、まるで“革靴のようなスニーカー”がすごく新鮮に見えたんです」。
長らくエルメスの定番として君臨し、今は生産中止のため伝説と化した一足。メゾンが誇るさすがのレザー使いに加え、今の空気を先んじたかのようなボリューミーなアウトソールは歩きやすさも十分に担保する。
「ファッションは20年単位で変化していくものですが、いまだにその姿は色褪せない。長い時を経て、よりブランド本来のポテンシャルをこのモデルから実感しますね」。
2/3

正統派からややハズれた自分なりのトラッドを演じる

シリーズを買い続けて約20年!
スタイリスト・橋本 敦さん Age44 と
「ニューバランス」の998
「いまだに着こなしに何処となくトラッド&プレップな気質が覗くのは、アメトラ好きの両親の影響かもしれません」と橋本さん。
とはいえ、枠に収まらないスタイルは、まさに1990年代から2000年代初頭をファッション原体験に持つ彼らしい。
当時、音楽は他ジャンルをひとつの曲に昇華させたミクスチャーが猛威を振るい、ファッションもいわば無法地帯といえるほどに自由。
そのカルチャーを生み出したのはマイノリティを根底に宿したクリエイターたちで、そんな彼らとともに歩んできただけに独自性を追求するスタンスは今も変わらない。
ニューバランスの998はその表れである。
スニーカー/ニューバランス
「アメトラでいえば足元はローファーか996が王道。ただ、よりシャープな印象の998は気づけばいつの間にかレギュラー化しており、長年愛用しています」。
今回履いているのはNYを拠点とする好感度なセレクトショップ、キスとの別注モデル。「ニューバランスの配色センスは独創的。なかでも1300のスチールブルーが最も好きな配色で、そのカラーブロックを踏襲したこの998にひと目惚れして購入しました(笑)」。
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