1年ぶりに舞い込んできた、ノンネイティブ×ハーレーによるコラボの報せ。“街と海の往来”をテーマにしたこの高機能ウェアは、きっとサイクルシーンにおいても抜群のパフォーマンスを発揮してくれるに違いない!
というわけで、デザインを手掛けたノンネイティブの藤井隆行さんにじっくり話を訊いてみた。
NONNATIVE × HURLEY ノンネイティブ×ハーレー
老舗シューメーカーからハイパフォーマンスなスポーツブランドまで、ノンネイティブが仕掛けるコラボはいつだって刺激的だ。今夏で言えばハーレーとの共作の第2弾がそれに当たる。
1990年代の終わりにカリフォルニアはコスタメサで生まれたサーフブランドの名門で、ここにもルーツを感じるアイテムがラインナップする。とは言え、ノンネイティブのデザイナーである藤井さん自身が波乗りに興じるのかと言えば、そうではない。
「東京から葉山に引っ越してきてもう3年半になりますけど、今だに海は眺めるばかりですね(笑)。今回のコラボも、非サーファーの視点でつくったつもりです。サーフィンをしない僕が感じるハーレーの魅力のひとつが、デザインのサーフ色が弱いこと。街着として見てもオシャレです」。
そんな側面をより強めた結果、落ち着いて見えるトーン・オン・トーンでロゴは控えめという、大人のデイリーウェア然としたコレクションが出来上がった。もちろん、ハーレーの出自であるサーフウェアとしての機能も生きている。
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