
19歳で初めてバイクを手にして以降の人生は、常に愛車の記憶とともにある。芸人・レイザーラモンRGさんの人生は、筋金入りのバイク遍歴そのものだ。どれほど生活が移ろおうともハンドルを離さなかった32年という月日には、一貫して男のロマンと意地が通っていた。
【写真17点】「レイザーラモンRGが2度の事故を経ても貫き通した32年のバイク愛」の詳細を写真でチェック 話を聞いたのはこの人!
レイザーラモンRG●1974年6月8日生まれ。レイザーラモンHGとお笑いコンビ「レイザーラモン」として活動。世間を切り取ったモノマネと「あるあるネタ」が話題に。バイクやスニーカーへの造詣が深く、バードウォッチングや盆踊りソングのプロデュースなど、活動も多岐にわたる。その姿はインスタグラム(@rgrazorramon)で。
ホンダ CB1100
2017年式以降のCB1100RSをベースに、1980年代の伝説的名車「CB1100R」の外観を精巧に再現したオマージュカスタム。中身は現代のメカニズムながら、環境規制をクリアした「ホンダ最後の空冷4気筒エンジン」を搭載。今春、外装を「赤×金」へラッピングしたRGさんの理想を体現する一台。
『特攻の拓』真嶋夏生の愛車に憧れて


RGさんが現在、仕事でもプライベートでも全幅の信頼を寄せているのが、1980年代に「高嶺の花」として神格化された名車「CB1100R」の佇まいを再現した一台だ。
「初めてこのCB1100R仕様を見たのは2018年のモーターサイクルショーでした。大好きな漫画『特攻の拓』の音速の四天王・真嶋の愛車で、昔からずっと憧れてたんです。もう40年も昔のバイクだし、修理になってもパーツがないだろうなと思ってたら、カスタムパーツメーカーのドレミコレクションさんに飾ってあって。
しかも、現行のCB1100RSをベースにしていると聞いて驚きました。つまり、見た目は憧れのプレミアム名車ながら、中身は最新のマシン。試乗車に乗せてもらって、一気に心を奪われましたね」。
「ホンダが厳しい環境規制のなかで心血を注いだ『空冷4気筒エンジン』は、いまの時代はもう作れない最後の生き残りなんですよ。そこにもめちゃくちゃロマンを感じてます」。
10代の頃から憧れ続けた愛機を手中に収めたいま、仕事でもプライベートでも、毎日のように連れ出している。
「2018年に購入して以来 、仕事へも毎日のようにガンガン乗っていっています 。今年の3月末、これまでフルカウルだった外装を外して『赤と金』中心のカラーリングに塗装し直したばかり。1980年代風になって、より自分の理想に近づきました。エンジンの造形美も、冷却フィンの美しさも最高。ビルのガラスや隣を走る車のボディに、ふと自分の姿が反射して映ると、痺れます(笑)」。
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