2020.08.08
FASHION

大森南朋さんが愛用するサングラス。大量コレクションから3本を厳選!

「夏のサングラス3本勝負」とは……

おそらくサングラスは、酸いも甘いも経験した大人たちにこそよく似合う。

俳優として、ミュージシャンとして、そしてブランドのディレクターとして活躍する大森南朋さんもそう訴えるひとり。

彼が選ぶサングラスは、我々アラフォーのオッサンたちにもいい指針となるはずだ。

大森南朋さん●1972年2月19日生まれ。東京都出身。1996年のCM出演をきっかけに本格的に役者としての活動を開始。2009年の映画『ハゲタカ』で第33回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を獲得。2017年には映画『THE OUTSIDER』でハリウッドデビューも果たす。現在は、テレビドラマ『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)にて鴫野ナギサ役で出演中。

「子供のときから見ていた格好いい大人たちは、みんなサングラスを掛けていた。そして、年を取れば取るほど無理せずに掛けられるような気がします」。

そう語る大森さんだが、そのサングラス姿を見れば妙に納得。ご自慢の相棒たちを拝見しよう。

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【1本目】「誤解」という名のドラマを生んだヤツ

ハラダマニアの「ホアキン」
一本目に選んだのは、ハラダマニアの「ホアキン」。

トップバッターは、オーシャンズ連載「種カジのタネあかし」でお馴染み、種市 暁さんも関わりのあるブランド、ハラダマニアから。

「こちらはいただきものですが、金子眼鏡さんとの共作で、非常に素晴らしい仕上がりになっています。すごく気に入って頻繁に使わせてもらってますね」。

程良くボリュームのある黒のウェリントン型セルフレームが醸すクラシカルな雰囲気は、なるほど、いい大人に手に取りやすく、すんなり馴染んでくれる。表面を磨き上げたことで放たれるさりげない輝きは、大人のセクシーさを暗にほのめかす。

プライベートでも親交のある種市さんとの親密度が窺える一本だが、当人としてはちょっと複雑な感情も……。

「当初は、以前アンサーテインというブランドを僕と一緒にやっていた俳優仲間の原田裕章ことCHOPと種市くんが、僕の知らない間にブランドを立ち上げたのかと思って……少し寂しい気持ちになりましたね……」。

そこで、今回の企画を機に改めて原田さんへ連絡してみたところ、一切関与していないことが判明。どうやら誤解だったようだ。

「取り越し苦労というか、そうなると種市くんが勝手に名前を使っていることになる。ひょっとしたら裁判ごとになるかもしれませんね(笑)」。

ちなみに“ハラダマニアのハラダは、原田さんではない”とは種市さんの弁。この裁判、長引く予感⁉︎

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【2本目】唯一無二のデザインに“ひと目惚れ”

ロックステディの「ホワイトライン」
ロックステディの「ホワイトライン」。その出合いは鮮烈なものだったそう。

日頃からサングラスはよく掛けているという大森さん。そのコレクション数は100本に迫る勢いだが、「ウェリントンかスクエアが多い気がする」という。そんな保守党の大森さんの心をグラつかせたのがこの一本。

「これは完全にアレです。“ひと目惚れ系”というやつです。確か購入したのは2年前くらい。もう見た瞬間に、『これ欲しい!』ってなって、慌てた記憶がありますね(笑)」。

ロックステディは2008年に誕生したアクセサリーブランド。このサングラスはモデル名よろしく、レンズに沿って入った白いラインが深みのある黒レンズ&フレームとのコントラストを生み出し、大きなインパクトを残す。玉型の大きさとも相まって、どこかモードな雰囲気すら漂わせている。

とはいえ、こちらを掛けるにあたり一抹の不安も。

「唯一無二のデザインなので、掛けているとまぁ目立ちます。なので、服との合わせや使うシーンに気をつけながら愛用していますね」。

そして、お気に入りのブランドとしてここ最近の動向にも目を光らせている。

「中村達也くんのブランド、ガヴィルとのコラボも秀逸でした。できれば今すぐにでも欲しいんですけどね。在庫があるかどうかが心配……」。

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【3本目】自身の想いをカタチにした渾身作

サラダの「ストリング」
ラストは大森さんの渾身作、サラバの「ストリング」。

「手前味噌で恐縮ですが」と最後に紹介するのは、大森さんも参加しているブランド、サラバのサングラス。自身の「欲しい!」「掛けたい!」を具現化したモデルである。

「これまで、いろいろとサングラスは見てきたのですが、このタイプ(メタルフレームの淡色カラーレンズ)で、いい感じのアイテムが見つからなかったんです。なので、作ってしまいました(笑)」。

メタルフレームのカラーサングラスだと、ややチンピラ風に見えてしまう危険性もあるが、こちらはグッと大人っぽい印象。適度なサイズの玉型は顔に溶け込み、オールブラックのフレームは、メタルならではのソリッドな印象を抱かせながら落ち着きもある。

「これは、1920年代のボストン型のヴィンテージフレームを参考にして製作しました。薄色のレンズですから、夜でも違和感なく使用できますね。恥ずかしがり屋な大人たちにぴったりじゃないですか?(笑)」。

大人の威厳とさりげない遊び心を表現したような、思わず膝を打ちたくなる絶妙な一本。今夏の秘密兵器にもってこいだ。

 

「20代には掛けられないモノがあるのだよ、羨ましいだろ、若者よ。おい、そこの青年、悪いけどそのサングラス、全然似合ってないぞ!(笑)」と止まらない大森さん。我々アラフォーに勇気を与える痛快なコメント。さあ、大人たちよ、今年の夏も胸を張ってサングラスを掛けよう!

「夏のサングラス3本勝負」とは……
いよいよ到来、ギンギンぎらぎらの夏である。そうなると欠かせないのがサングラス。ファッションとしても、紫外線から目を守る道具としてもマストな外出時のアイテム。センスのいい大人たちはこの夏、何を掛けるのか? お気に入りの3本を見せてもらう。
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菊地 亮=取材・文

# サングラス# 大森南朋
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