guide to MIYASHITA PARK Vol.8
2020.08.03
FASHION

ラグジュアリーとストリートの融合。グッチとルイ・ヴィトンが渋谷で提案するモノ

新たなムーブメントの震源地となりそうな予感漂う「MIYASHITA PARK」。

ライフスタイルレーベルからラグジュアリーブランドまでがひとつ屋根の下に共存する様子は、“ラグジュアリーとストリートの垣根”が取り払われた今のファッションのあるべき姿のように思える。

ラグジュアリーとストリートの融合。グッチとルイ・ヴィトンが渋谷で提案するモノ
「MIYASHITA PARK」にはラグジュアリーの代表格、グッチとルイ・ヴィトンも並ぶ。

東京の新たなランドマークに店を構えた2つの由緒正しい老舗は、渋谷で何を提案するのだろう。前回の記事とともに、このタイミングでリリースされた限定アイテムに、そのヒントを見出す。

 

ストリート感覚で身に着けるサステイナブル・マインド

2階層、売場面積約510平方メートルの広大なスペースを誇る「グッチ 渋谷 ミヤシタパーク」は、ブランドの世界観を多角的に表現している。

2階層、売場面積約510平方メートルの広大なスペースを誇る「グッチ 渋谷 ミヤシタパーク」。

そこに並ぶアイテムの中で注目すべきは“Gucci Off The Grid”コレクション。メインストリームから離れ、環境との調和を体現しながら自社の掲げるサステイナビリティの思想を象徴するものである。

グッチ テニス 1977 ロートップスニーカー
「グッチ テニス 1977」ロートップスニーカー 7万6000円/グッチ(グッチ ジャパン クライアントサービス 0120-99-2177)

使用するのは、再生ナイロン糸「ECONYL®」で仕立てた素材。これは、漁獲用の網やカーペット、また製造工程で発生するナイロンの端材などの廃物を原材料としている。

そんな地球と生命に寄り添うコレクションの一環をなすスニーカー「グッチ テニス 1977」は、気持ちのいいイエローのナイロンアッパーを、アイコニックなGGパターンとウェブ ストライプが飾る。

エコなディテールはアッパーだけにとどまらない。アイレットとシューレースはリサイクルのスチールとポリエステルを使用。また、優しい質感のオーガニックコットンとヴィスコースのライニングも、サステイナビリティを考慮した木材パルプを原料とする。

さらに、FSC認証済みのリサイクル・ギフトボックスとリサイクルナイロン製ダストバッグでお渡しと、最後の最後までエコマインド。自然を愛するオーシャンズな大人たちなら、目には見えないこの価値がわかるはずだ。

こちらのバッグもスニーカーと同様、何度でも再生可能で環境への負荷を削減できる再生ナイロン糸を使用している。/グッチ
H42×W32×D18.5cm 22万円/グッチ(グッチ ジャパン クライアントサービス 0120-99-2177)

そして、こちらのバックパックもスニーカー同様の素材を採用。

バケット型のシルエットは、どこかリラックスした雰囲気がいい感じ。街を歩くときも、リゾートに持ち込むときも、大人の余裕を感じさせてくれることだろう。

メインポケットは、ドローストリングで開閉する仕様で、内側にはスリップポケットを装備。また、トップハンドルにより、手提げで持ってもサマになる。

そして、ボディの中央には、GUCCIロゴをゴールドで刻印したレザータグが。ナイロンとレザーのコントラストは、いつものカジュアルスタイルにサラッと合わせたいところだ。

ちなみに、オレンジとイエローは「グッチ 渋谷 ミヤシタパーク」のみでの取り扱い。ブラックもいいけど、夏に映える限定カラーは……捨てがたい。

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SHIBUYA生まれのルイ・ヴィトン限定ピース

宮下公園の交差点のニューシンボルとなったルイ・ヴィトンの世界初のメンズフラッグシップ「ルイ・ヴィトン 渋谷メンズ店」。

宮下公園の交差点のニューシンボルとなったルイ・ヴィトンの世界初のメンズフラッグシップ「ルイ・ヴィトン 渋谷メンズ店」。

2階建ての店内は、1階の1/3をポップアップスペースに、2階はエキシビションやイベントを開催するマルチスペースとしての機能を持たせ、景色を変えながらさまざまなコンテンツを発信していく。

タンブール オトマティック クロノグラフ ダミエ コバルト V レインボー△スティール & ゴールド /ルイ・ヴィトン
「タンブール オトマティック クロノグラフ ダミエ コバルト V レインボー スティール & ゴールド」SSケース、46mm径、自動巻き。154万8000円/ルイ・ヴィトン 0120-00-1854

そんな新たな船出を祝福する時計「タンブール ダミエ コバルト」の日本限定エディションは、メゾンを象徴するダミエ・キャンバスに着想を得た一本だ。

ブルーのサンドブラスト仕上げとPVD加工を施したネイビーのステンレススチール・ケースは大人の落ち着きを感じさせ、そこに18Kピンクゴールドのラグとプッシュボタン&アリゲーターストラップが気品と遊び心をプラス。

中央で主張するレインボーのVロゴは、メンズ アーティスティック・ディレクターであるヴァージル・アブローの2019年秋冬コレクションからのインスピレーションであり、全体の洗練された雰囲気に大胆なひねりを加えている。

このタイムピースは50本限定。裏蓋には「SHIBUYA LIMITED EDITION」の刻印が入る。

進化を続けるルイ・ヴィトンの今を象る一本は、一生ものになるに違いない。

パンダンティフ ヴィヴィエンヌ シブヤ/ルイ・ヴィトン
「パンダンティフ ヴィヴィエンヌ シブヤ」298万円/ルイ・ヴィトン 0120-00-1854

続いてはメゾンの新たなマスコットとして愛される「ヴィヴィエンヌ」。

同じく日本限定エディションの「パンダンティフ ヴィヴィエンヌ シブヤ」のチャームは、腰回りに精巧なチェーン、頭にはキャップ、そしてチャームの裏を返すとバックパックを背負っていたりと、徹底的なストリートスタイル。

それを、ゴールド、ダイヤモンド、ラッカーで仕上げている。

ネックレスとしてはもちろんブローチにもなるので、どんなシーンにも連れて行くことができる。

SHIBUYA生まれのストリートなルイ・ヴィトンは15点限定で、シリアルナンバー入りでの展開だ。

 

ラグジュアリーとストリートの融合で生まれた唯一無二のプロダクト。これは、ファッションシーンの少し先の未来をも予見していると言えそうだ。

 

※新型コロナウイルス感染拡大予防のため現在、施設では事前予約制・入場制限を行っています。詳しくは公式HPをご確認ください。

市川明治=文

# グッチ# ルイ・ヴィトン# MIYATHITA PARK# 宮下パーク
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