偏愛スニーカー三番勝負 Vol.10
2020.07.11
FASHION

スニーカー超好き俳優・佐藤隆太がトキメク、激アツ3選

「偏愛スニーカー三番勝負」とは……

「夢にときめけ、明日にきらめけ、目指せ甲子園」――ドラマも大ヒットした人気漫画『ルーキーズ』の主人公、川藤幸一の名言である。不良生徒たちに夢を持つことの大切さを説き、ともに甲子園を目指した熱血教師の物語だ。

ドラマで川藤役を演じた佐藤隆太さんは、プライベートでも熱くて真っ直ぐな男として知られる。無類のスニーカー好きとしても有名で、そのセレクト基準は「自分がトキメクかどうか」。

そんな熱血漢に今回セレクトしてもらったのは、部屋で見ているだけでもトキメク珠玉の3足。“偏愛スニーカー”三番勝負、いざ!

佐藤隆太●『池袋ウエストゲートパーク』『海猿 UMIZARU EVOLUTION』『ROOKIES』といった話題のドラマに出演し広くお茶の間に浸透。
佐藤隆太●1980年2月27日生まれ。東京都出身。’99年、舞台『BOYS TIME』で俳優デビュー。以降『池袋ウエストゲートパーク』『海猿 UMIZARU EVOLUTION』『ROOKIES』といった話題のドラマに次々と出演。近年は一人舞台に挑み、さらには番組MCを務めるなど、活動の幅を広げている。服好きとしても知られ、若い頃から数々のファッション誌にも引っ張りだこ。特にスニーカーは大好きで、現在はなんと約600足を所有。

①アシックスタイガー×スニーカーウルフ「ゲルカヤノ トレーナー“アナーキー イン ザ エド ピリオド”」

アシックスの「ゲルカヤノ トレーナー アナーキーインザエドピリオド」

最新テクノロジーを搭載しながらアップデートを繰り返している、アシックスの名パフォーマンスシューズ「ゲルカヤノ」。なかでも’93年に登場した初代「ゲルカヤノ トレーナー」は、今なお根強い人気を誇る。

確かにその機能性は世界に誇れるものだが、佐藤さんがトキめいたのは、江戸文字とストリートアートを融合させ、“カンジグラフィ”なる分野を確立させたアーティストがデザインしたコチラの一足。

「大好きなアーティスト、スニーカーウルフさんがアシックスとコラボレーションした一足。飛び付かずにはいられません」。

このモデルのテーマは“江戸時代のパンク”。もし質素な生活が良しとされていた江戸時代に、パンクの精神があったら……というストーリーが背景に潜んでいる。そして、“火事と喧嘩は江戸の華”との言葉からインスパイアされ、炎のグラフィックを施した。

「スニーカーをキャンバスに見立て、そこへアーティストの方が作品を落とし込んでいく。その過程を想像するとワクワクしますよね。それが自分の好きなアーティストなら、なおさらです」。

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②ナイキ「ダンク ロー プロ SB」

ナイキの「ダンクSB」(通称;つま赤)

「エア マックス 95」で絶大な人気を誇ったカラー、通称“イエローグラデ”、「エア ジョーダン」の定番カラーで知られるブラック×レッド、通称“ブレッド”……などなど、伝説的モデルの象徴的なカラーには“とおり名”を付けられることが多い。それはキッズたちの憧れを示すバロメーターでもあった。

佐藤さんが選んだのは、通称“つま赤”。落ち着いた配色の「ダンク SB」をベースに、トウへ刺激的な赤を挿し込んだコチラの一足だ。

「僕はダンクのSBラインが大好きなのですが、そのなかでもこの“つま赤”は特に気に入っている一足です。この頃の、初期のSBはまだ国内での取り扱いがなかったので、手にしたときの感動も大きかったですね」。

手に入れてからおおよそ17年間、佐藤さんの足元を常に支え続けてきた良き相棒である。

「全体的には落ち着いたカラートーンで構成されています。だからこそ、赤がとても映えますよね。ガムソールもまたお気に入りのポイントです」。

 

③ナイキ「エア フォース 2 ザ ダーティー」

ナイキの「エア フォース2 ザ ダーティー」

青春時代は“ジョーダン狂想曲”のさなかにあった。そんなオーシャンズ世代も多かろう。ゆえにナイキ、とりわけジョーダンシリーズへの愛着はほかのブランドよりも強くなりがち。ただ、目で楽しむ視点から選んだ佐藤さんの3足目は、少し意外なシリーズだった。

「当時、落ち着いたシンプルな色使いのスニーカーが多かったなか、このカラーリングは衝撃的で、とても興奮したのを覚えています。世間的に『エア フォース2』は、『エア フォース 1』ほどのヒット作にならなかった印象ですが、プラパーツの落とし込み方など、遊び心のある味わい深い一足だと僕は思っています」。

「エア フォース 1」は’82年に登場。女性からの支持も高く、2000年に入ると多くの名コラボが登場し、その地位を不動のものとした。そんな“アイコン”的なスニーカーと比べれば、’86年に登場した「エア フォース 2」は、少々影が薄いと言えなくもない。

しかし、佐藤さんに与えた強烈な印象は今なお色褪せない。

「これは2002年と古いモデルなんですよ。それから大切にしまっていましたが、最近になって、遂に下ろしました」。

 

600のコレクションから選び出した3足の偏愛スニーカーは、いずれも持ち主のキャラクターを見事に体現したラインナップだった。スニーカーってのは、まさに“名刺代わり”なのだと再確認。アナタはどんな3足で勝負する?

 

「偏愛スニーカー三番勝負」とは……
外に出られずとも眺めているだけでアガる、それがスニーカー。スニーカー愛に溺れた生粋のスニーカー好きたちが偏愛する一足を披露する、スニーカー三番勝負。
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菊地 亮=取材・文
# ナイキ# スニーカー# 佐藤隆太# 俳優
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