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②ナイキ「ダンク ロー プロ SB」

ナイキの「ダンクSB」(通称;つま赤)
「エア マックス 95」で絶大な人気を誇ったカラー、通称“イエローグラデ”、「エア ジョーダン」の定番カラーで知られるブラック×レッド、通称“ブレッド”……などなど、伝説的モデルの象徴的なカラーには“とおり名”を付けられることが多い。それはキッズたちの憧れを示すバロメーターでもあった。
佐藤さんが選んだのは、通称“つま赤”。落ち着いた配色の「ダンク SB」をベースに、トウへ刺激的な赤を挿し込んだコチラの一足だ。
「僕はダンクのSBラインが大好きなのですが、そのなかでもこの“つま赤”は特に気に入っている一足です。この頃の、初期のSBはまだ国内での取り扱いがなかったので、手にしたときの感動も大きかったですね」。
手に入れてからおおよそ17年間、佐藤さんの足元を常に支え続けてきた良き相棒である。
「全体的には落ち着いたカラートーンで構成されています。だからこそ、赤がとても映えますよね。ガムソールもまたお気に入りのポイントです」。
 

③ナイキ「エア フォース 2 ザ ダーティー」

ナイキの「エア フォース2 ザ ダーティー」
青春時代は“ジョーダン狂想曲”のさなかにあった。そんなオーシャンズ世代も多かろう。ゆえにナイキ、とりわけジョーダンシリーズへの愛着はほかのブランドよりも強くなりがち。ただ、目で楽しむ視点から選んだ佐藤さんの3足目は、少し意外なシリーズだった。
「当時、落ち着いたシンプルな色使いのスニーカーが多かったなか、このカラーリングは衝撃的で、とても興奮したのを覚えています。世間的に『エア フォース2』は、『エア フォース 1』ほどのヒット作にならなかった印象ですが、プラパーツの落とし込み方など、遊び心のある味わい深い一足だと僕は思っています」。

「エア フォース 1」は’82年に登場。女性からの支持も高く、2000年に入ると多くの名コラボが登場し、その地位を不動のものとした。そんな“アイコン”的なスニーカーと比べれば、’86年に登場した「エア フォース 2」は、少々影が薄いと言えなくもない。
しかし、佐藤さんに与えた強烈な印象は今なお色褪せない。
「これは2002年と古いモデルなんですよ。それから大切にしまっていましたが、最近になって、遂に下ろしました」。
 
600のコレクションから選び出した3足の偏愛スニーカーは、いずれも持ち主のキャラクターを見事に体現したラインナップだった。スニーカーってのは、まさに“名刺代わり”なのだと再確認。アナタはどんな3足で勝負する?
 
「偏愛スニーカー三番勝負」とは……
外に出られずとも眺めているだけでアガる、それがスニーカー。スニーカー愛に溺れた生粋のスニーカー好きたちが偏愛する一足を披露する、スニーカー三番勝負。
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菊地 亮=取材・文


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