夏まで待てない……「Tシャツ」大特集! Vol.37
2020.07.08
FASHION

クリエイター自ら太鼓判を押す、今季イチオシの無地Tシャツ4選

今季いちばんの出来栄えと太鼓判を押すTシャツを、クリエイター自らリコメンド! 

シンプルだからこそこだわりが光る、4つの無地Tを見てみよう。

 

〜クリエイターがイチオシする無地Tシャツ〜
SCYE(サイ)

英国のテーラリングをベースにしたリアルクローズで、20年もの間、人気を博し続けるサイ。
3万6000円/サイ(マスターピースショールーム 03-5414-3531)

英国のテーラリングをベースにしたリアルクローズで、20年もの間、人気を博し続けるサイ。デザイナー日高さんのイチオシは、裾にドローストリングが付いたビッグサイズTシャツ。

「さらさらした肌触りと伸縮性、そこにシワになりにくさも加えて、快適な着心地を追求しました。それを可能にしたのは撥水加工を施したマイクロナイロンの2-WAYストレッチ素材。裾のドローストリングでシルエットに変化をつけられるようにしているので、スタイルの見え方にも変化をつけられます。セットアップパンツと合わせて、より都会的な着こなしを楽しむのもおすすめです」。

サイの日高久代さん
デザイナーとして、パタンナーの宮原秀晃さんとともに2000年にブランド設立。’07年、サイベーシックスも開始。’17年には千駄ヶ谷に直営店、サイ マーカンタイルをオープンし、ブランドとしても着実に進化を遂げている。

 

HOMBRE NINO(オンブレ・ニーニョ)

YOPPIこと江川芳文さんがタッグを組んだのは、アメリカの名門ボディブランド、フルーツオブザルームの定番2パックTシャツ。
6000円[2枚セット]/オンブレ・ニーニョ×フルーツオブザルーム(E.S)

スケートとファッション、東京の両シーンを牽引するYOPPIこと江川芳文さんがタッグを組んだのは、アメリカの名門ボディブランド、フルーツオブザルームの定番2パックTシャツ。

「裾のラウンドカットがポイント。いわゆるシャツに見られるラウンドの裾に合わせたカッティングです。これは、シャツと合わせたときに横からハミ出ないようにするため。一枚で着るときは、ワンサイズ大きめがおすすめですね」。

襟裏にはブランドネームが、裾にはワンポイントロゴがプリントされる遊び心を滲ませ、大人も着られるストリートテイストを存分に感じさせる。

オンブレ・ニーニョの江川芳文さん
スケーターとして東京のシーンを牽引する傍ら、1990年代には裏原ブランド、ヘクティクのディレクターなども務めた。2012年、自身のブランド、オンブレ・ニーニョを設立し、洗練されたストリートカジュアルを発信し続ける。

 

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WEWILL(ウィーウィル)

ダークオリーブの生地をよく見るとわかるほのかな光沢がエレガント
9000円/ウィーウィル(ウィーウィル ギンザ 03-6264-4447)

「静かに、惹きつける服。それは、シンプルなデザインと上質な素材、考え抜かれたカッティング、そして上品さのなかにどこか可愛らしさを発見できる服です」。福薗さんが考えるブランドコンセプトを丸ごと体現するようなウィーウィルの無地Tシャツ。

「使用しているのは畝のあるトリコット生地で、キメ細かな素材感とドライな着心地を持ち味としています」との言葉どおり、ダークオリーブの生地をよく見るとわかるほのかな光沢がエレガント。そして、身幅のあるシルエットは、無駄な装飾が削ぎ落とされたミニマルな世界観のなかに今の気分も滲ませているのだ。

ウィーウィルの福薗英貴さん
2002年、ファッション界の名門として名高いアントワープ王立芸術学院を卒業。その後、ウェアラバウツほか、日本において複数のブランドディレクターを経て、2017年よりウィーウィルを始動。意表を突いたランウェイも高評価だ。

 

PHINGERIN(フィンガリン)

左袖下にブランド名、Phingerinの文字があるとは。「無地なようで、無地じゃない」と小林さんが言う、フィンガリンの定番Tシャツである。
8500円/フィンガリン https://phingerin.com

写真は袖をずらしているからわかるが、着ているときはほとんどわからないし、誰にも見えない。左袖下にブランド名、Phingerinの文字があるとは。「無地なようで、無地じゃない」と小林さんが言う、フィンガリンの定番Tシャツである。

きわめてシンプルだが、リブで切り替えた肩部分の仕立てがデザインとして利いている。オールドホワイトと名付けられた、味わいある後染めの色みもいい。ハンドメイドよりも繊細で注意の行き届いた“Finger made in Philosophy”。そう、ブランド名はその哲学を表した造語であり、この一枚はそれを如実に表しているのだ。

フィンガリンの小林資幸さん
ドレスシャツ生地を使ったパジャマを製作し、原宿周辺で手売りすることからスタートしたブランド、フィンガリンのデザイナー。「リラックス、ライト、モダン」をテーマにした服はすべて、パジャマ作りの理念が基本にある。

 

 

清水健吾=写真 菊池陽之介=スタイリング 加瀬友重、髙村将司、いくら直幸、秦 大輔、今野 塁、菊地 亮=文

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